この前の Aurora (オーロラ) に続いて、 Mozilla Labs から面白いコンセプトのツールが発表された。
そのツールの名は Ubiquity (ユビキティー)。 ウェブページをマッシュアップするツールだとか、新時代のラウンチャーとか言われてるけど、もう百聞は一見にしかず。 デモムービーが公開されているのでまずは見て欲しい。(これまた Vimeo だ)
Ubiquity for Firefox from Aza Raskin on Vimeo.
「何だかわからないがすげぇ」って思わない?
Ubiquity は、情報 = ウェブページ(サイト) というこれまでの考え方を改め、自由に組み合わせられるようにしよう、そしてその操作をできるだけ普通の言葉(自然言語)でできるようにしようという考えが元になっている。
残念ながら、現時点ではこの操作する言葉は英語しかないんだけど、まだ初期ということもあり、”translate this” や “google アメがん” という感じで動詞+目的語 という感じのシンプルなものになっているので日本の人でも何とかついていけると思う。
まだまだ荒削りな Ubiquity だけど、上のビデオでは 3′ 20″ぐらいから始まる翻訳のところなんか現時点でも十分役にたちそう。
ちなみに、日本語に翻訳するにはページ中の翻訳したい文字を選択したあと、 “translate this to Japanese” と入力すればOK。他のコマンドでも this というキーワードが選択された文字に置き換わるようになっている。
選択されている文字列からアクションを指定できたり、情報を自然言語であやつるところなんか見ていると Newton を思いだすのはオレだけだろうか。そういえば10年ぐらい前に、こんなのを作ったなぁ。 オレの作ったツールも含めNewton はプラットホームが消えてしまったが、このDNAはubiquity に受けつがれているような気がする。
人によってはこの機能使えねと思う人もいると思う (Newton もそうだった…)。一部の人の技術になるかもしれないが、オレはこの Ubiquity をサポートしていきたい。
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