Intel Mac の実力だが、展示会のような場所ではあまり複雑なことはできないので、単純にアプリケーションの起動でチェックしてみた。 ムービーにまとめたのでまずは見てほしい。
ムービーは複数がまとめられていて、左側が MacBook Pro (1.67GHz, 2GB Memory), 右側が iMac (1.83GHz, 2GB Memory) で、上が Word:mac, 下が Safari (MacBook Pro のみ) となっている。
まず、驚くのはSafariの起動スピード。 Dock にある Safari アイコンをクリックすると Dockの中で1回弾む前にアプリケーションが起動し、最初のページ が表示されるという激速な状態。
そして、Rosetta を使った Power PC エミュレーションモードで起動している Word:mac も iMac で約5秒。 MacBook Pro で約9秒となっている。 数字的にはまずまずだが、ネイティブモードだったらもっと速くなるだろうなぁと思ってしまうのがつらいところだ。
展示会場ではあまり複雑なことはできないし、新旧比較してということもできないので、思いっきり主観になってしまうが、 Spotlight の検索もサクサクというほどではなかったし、Finder の操作も、せいぜい1.5倍程度というところだろうか。 実際の操作としては2-3倍を期待するのはちょっと酷なようだ。
Rosetta の互換性に関しては、 Microsoft のブースで Virtual PC が Rosetta 上で動かないという話を聞いた。 ローレベルなAPIの互換性の面で問題があるらしく、今後対応していくとのこと。 ハードウェアをコントロールしたりするようなソフトは Rosetta 上でうまく動かないことも頭に入れておいたほうがよさそうだ。
Apple が旧モデルを残しているのはそのあたりの配慮もあってのことだろうが、PowerPC の 68k互換モードや Mac OS X の Classic のときのように、新しいマックは欲しいがこのソフトが動かないことには…といったジレンマがしばらく付きまとうだろう。
Virtual PC に関してはユニバーサルバイナリ版のスケジュールはまだ未定とのこと。 あと、Adobe製品も先日ベータ版が発表された Lightroom 以外はユニバーサルバイナリ版はまだ未定ということだった。
アプリケーションが Intel ネイティブモードか、 Rosetta で動いているから、アクティビティモニタ の Kind (種類) という項目を見ればわかる。
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