Month: April 2005

Star Wars Episode III はチャイニーズシアターで上映されない?

Variety.com – Inside Move: Fanatics laying it on the line
Saturday, 46 days before “Star Wars: Episode III — Revenge of the Sith” opens on May 19, the trilogy’s enthusiasts began their vigil outside Grauman’s Chinese Theater.
Problem is 20th Century Fox doesn’t plan to open the film at the Chinese, opting instead for the ArcLight a few blocks east.
(土曜日、 Star Wars: エピソードIII シスの復讐が封切られる 46日前、3部作の熱狂的なファンがチャイニーズシアターの前に座りはじめた。
問題は、20世紀フォックスが数ブロック東にあるアークライトを選択し、チャイニーズシアターでこの映画を封切りしないことだ。)

Slashdor 経由。

先月、Star Wars Episode IIIへのカウントダウン で紹介したチャイニーズシアターにできる行列。 4/2から並びはじめたのだが、何とそのチャイニーズシアターではエピソード3が封切られないらしい。

この事実は並んでいる人や主宰団体である Liningup.net も知っているとのことだが、チャイニーズシアターはスターウォーズの中心であること、また並びながら集めている基金を効率良く集めるためにも行列はチャイニーズシアターから動かないとのこと。

ただ、エピソード1,2 の時も同じような噂は流れたが、結局はチャイニーズシアターで上映されたこともあったし、20世紀フォックスとアークライトとの契約はまだ完了していないため、やはりチャイニーズシアターとなるかもしれない。 個人的にもスターウォーズはチャイニーズシアターでやって欲しいなぁ。

そうそう。 アメリカではテレビ用の予告編も放送が始まりました。 (以前の予告編を短く編集しなおしたものですが…)


パソコンテレビ新時代の幕開け

パソコンテレビ「GyaO」
”GyaO”では、「VoD(ビデオ・オン・デマンド)」技術を利用することで、視聴者は時間枠にとらわれない自由な番組編成が可能です。また、ブロードバンド環境とパソコンさえあれば、受信料、利用料など一切、無料。つまり、”GyaO”は、「個人のタイムマネジメント」に合わせて利用(視聴)できる、パソコンで見る完全無料ブロードバンド放送なのです。

USEN が日本時間の 4月6日より開始したパソコンテレビ「GyaO」

どうせ大したコンテンツじゃないだろうと期待せずサイトを訪れるともうびっくりのラインナップ。

ドラマでは「冬のソナタ」、映画では「CHICAGO」、アニメでは「あしたのジョー」 などとオンライン用に制作されたあまり興味のないコンテンツ(失礼)ではなく、多くの人が見たいと思うようなコンテンツが用意されている。 コンテンツの利用料はとらず、広告で収入を得ようとしているところも評価したい。

オープン初日、まだベータ版ということでこのエントリを書いているときはニュース以外はデモ映像だけで、ストリーミング放送をうまく見ることができていないが、システムが本格的に稼働しだしたら毎日チェックしたくなりそう。

GyaO 内でコンテンツの多くはUSENの子会社であるギャガコミュニケーションズ が提供しているとのこと。 やはりこの時代、コンテンツを持っているというのは大きな強みになるのだろうか。

ライブドアが「通信と放送の融合」を掲げ世間を賑わしているが、GyaO を体験してみるとインターネットというのは、テレビ(1次)、ビデオおよびDVD(2次)、に続く、第3次のコンテンツ利用のメディアとしてとても有望だと感じる。 そのうち、インターネット上で面白いコンテンツができて、逆にテレビに進出ということも考えられる。

奇しくも Google が ユーザからの投稿ビデオ映像をアーカイブというニュースも流れ、Google のような企業までもが次の宝の山を当てようと動きだしている。 今は無いに等しいビデオコンテンツの価値が今後上がるかどうか興味深いところだ。

GyaO で一つ残念なのは DRM付きの Windows Media のためPCでないと映像が見られないというところ。 やはりテレビの大画面で見たい。 今後必要なのは Media Center Edition のような PC なのかなぁ。


アメリカで映画の予約をする

スポニチ Sponichi Annex ニュース 芸能
「ルーカスフィルム」は参加者のために、ロサンゼルス郊外のアナハイムにあるシネコン「Westlake Village8」の200席を用意。米国では前売り券などのシステムがないため、前もって席を確保しておくことは不可能。仕事を休むほどの熱狂的なファンが多いため並んでも初回は見られない場合もあり、オフィシャルツアーだからこそ手に入る“プラチナチケット”だ。

ツッコミネタになってしまうが、アメリカでは映画の前売り券のしくみは無いが、前もって席を確保しておくことは可能だ。

このあたりでは Fandango というサイトが、映画チケットのオンライン販売をしていて2週間先までの映画チケットを買うことができる。 ただし、座席位置までは指定できないので自由席という形になる。 今回オフィシャルツアーの対象となっている Westlake Village8 も Fandango を使ってチケットの購入ができるようだ。 (リンク)

この予約は、人気映画でも変わらない。

実はオレ、エピソードIIの上映のとき封切り日深夜0時からの上映を見るために Fandango でチケットを手配して近くのシネコンに夜の9時過ぎから3時間ほど並んだ経験がある。

このときは、普段の映画館では見られないぐらいの人数が集まり行列ができたのだが、シネコンの強みである施設内の上映劇場数を増やすことで、チケットも劇場の窓口で普通に発売されみんな見ることができたようだ。 (そうじゃなくてもスターウォーズの封切り日深夜の上映をする映画館は多いので、「会社を休んで並ばないといけない」というのは大袈裟。)

オフィシャルツアーということで、現地での移動手段や観光まで完璧にサポートされ特に日本から行く場合は最高のツアーになるだろうが、このツアーでなければ見られないということはないだろう。


これであなたも忍者になれる

JTPA: シリコンバレー忍者登場
生き馬の目を抜くようなシリコンバレーでは、企業間の情報争奪戦も盛ん。相手企業のEメールや電話の会話を傍受するといったハイテクな手段に関しては、それを防ぐための技術も進歩してきたため、最近台頭してきたのが、昔ながらの人間のスパイ。「盗み見る」「盗み聞く」といった古典的な方法で情報を収集しようという動きが強まっている。

JTPA がレポートしているように、シリコンバレーでは最近忍者ブーム(笑)。

そういえば、会社のまわりで誰かに見られているような気が……しないって。
エイプリルフールの話はここまで。 ここからはホントの話。

日本人にしてみると忍者なんて過去の遺物でしかないが、アメリカからしてみればサムライ、ゲイシャと並び、ミステリアスジャパンの代名詞。 なんと Amazon.com では忍者グッズというのが売られている。

例えば下のような商品が見つかった。

足袋は忍者と直接関係ないが、コメントに “A must have for any ninja, or ninja in training!” (忍者、もしくは忍者修行中の人は必須!)と書かれているのが笑える。 興味を示すアメリカ人もアメリカ人だが、こんなのもラインナップとして揃えて ドンキホーテ化しつつある amazon.com も侮り難し。


「だめがん」をよろしく

この2年と少し、アメリカでがんばってきましたが、昨今の買収騒動のあおりをうけてこのサイトも「だめだめ」グループのひとつとしてリニューアルとなりました。

新サイト名は「だめがん」。

だめだめなのにがんばっちゃっていいのかという話が取締役会でも問題になりましたが、「えー語呂がイイじゃん」という703 CEOの一言で決定。

過去のコンテンツはそのまま残しておきますが、今後はシリコンバレー各市に設置される「だめだめ」支部とは趣向を変えて、「だめだめ」なニュースサイトを目指していく予定。 特に、 Golden State Worriers, ライブドアフェニックス といったスポーツチームのニュースに力を入れていきたいと思っています。

というわけで、今後ともよろしくお願いします。

リンク:
gaku.netが買収で、「だめだめ生活 in Mountain View」としてリニューアル
だめだめ生活 in San Carlos