Month: March 2004

アーモンドの花

カリフォルニアに住んでると2月,3月(この時期)によく見られるピンクの花。 (写真の花は散りかけてるけど…)

一見すると梅っぽく見えるが、この花実はアーモンドらしい。 アーモンドと言えば、江崎グリコ(笑)。 江崎グリコのWebサイトを見てみるとこんな感じに書いてあった。

アーモンドの主要な生産地 カリフォルニアでは、2月~3月
にかけて、桜によく似た花を咲かせます。この

アーモンドは主にアメリカのカルフォルニア州で取れます。

とのこと。 実はカリフォルニアはアーモンドで有名だったなんて知らなかった…。 しかも、アーモンドの故郷となっているのがカリフォルニア州都のサクラメントという都市で、そこでは “さくらまつり” ならぬ “アーモンドの花まつり” も開かれてるのだとか。 (参考リンク)

アメリカでは四季がないという風に言われるけど、冬というのは存在する。 このあたりでも、梅か桃だと思っていたこのアーモンドの花が咲くころになると、雨も少なくなり、あたたくなってくるのでそろそろ冬も終わりだと感じる人は多いと思う。


フリーソフトウェア と フォント

Linux seller Red Hat generally shuns proprietary intellectual property, but there are some places open-source software just isn’t good enough. The latest area: fonts.
(Linux販売会社の Red Hat は、基本的に著作権に守られた独自技術を使わないようにしているが、オープンソースソフトウェアだけでは十分ではない分野もある。 もっとも新しいの分野が フォントだ。)

Linux では KDE や Gnome のウインドウシステムが混在していてよくないという話を以前書いたが、そのときの最後にフォントの問題のことも少し触れた。

ボランティアで作成されている方には申しわけないが、Linux に標準で付いてくるフォント、特に日本語フォントは Windows や Mac に用意されているものに比べると見劣りしてしまう。 残念ながらフォントだけはデザインの関係もあり、ボランティアがたくさんいれば何とかなるという話ではない。 ましてや、英語だけならまだしも、日本語をサポートしようと思ったら 1万文字程度をデザインしなければならず、どうしても細かいところで問題が出てしまう。

コンピュータが動作するためにフォントは必ず必要になる。 RedHat などの企業はライセンスを受けることで対応はできるだろうが、 フリーソフトウェア文化のさらなる飛躍のためにはもっと根本的なソリューションが必要だろう。

そんな中、DoubleType というグリフデザインツールを開発するプロジェクトが動きだした。 フォントをデザインするためのツールだが、漢字を部首などのパーツに分け、それを組み合わせることで文字を作ろうというコンセプトらしい。手間を省くという点では評価できるが、デザインという観点からすると、ほんとにうまくいくか疑問なところがある。 それでも一歩踏みだすことは大事なこと。今後も注目していきたい。


Jason Mraz 東京を語る

Tokyo’s got it together. Composure. Convenience. Cold fish. Commodes. From vending machines that serve and service anything to heated toilet seats that treat your backside with pride and dignity. Tokyo is the future, 17 hours into the future to be exact.
(東京はよかったよ。 静か。 便利。 よそよそしい人。トイレ。 何でも売ってる自動販売機からプライドと尊厳でお尻のために暖かくなってる便座まで。 東京は未来だ。 厳密に言うと17時間未来だ。)

先週の日本ツアーを終えた Jason Mraz 。 自身のウェブサイトで東京の感想を述べている。まずは、日本のトイレで人が近づくと蓋が開くところや、暖かくなった便座、ウォシュレットに説明。 一瞬、ネタか? と思うが、アメリカは今でも何もないただの便器が一般的。日本のウォシュレットなんかまず見かけない。 そんな事情を考えると、Jason の感動はアメリカ人の素直な気持ちだろう。

ライブは成功したらしいが、やはり言葉の壁は感じていたようだ。

特にJason はライブ中のMCや曲をアレンジして途中で語りだしたりするので、この辺は英語圏でないところではつらいところか。 外タレが来ていい加減な公演をして帰っていくことが言われたりするが、観客からの反応がとんちんかんだとそうなっても仕方ないと思う。 日本の公演へ行ってよかったと思ったらその気持をぜひアーティストへ知らせて、日本人もそれなりにわかってるということを知らせてあげよう。

As intended, we played a great show in Shibuya. This was our second adventure as a live act in Tokyo. I was a bit less intimidated by my little understanding of the language and I let it rip, trusting that whatever wasn’t exactly understood could still be interpreted by my actions and overall mood. I think it went over well. If not, I threw enough guitar picks into the crowd to feed their hunger for substance.
(予定通り、渋谷ではすばらしいライブができた。 東京でのライブはこれで2回目。ちょっとだけ言葉を勉強したから、ちょっとはびびることはなくなり、言葉で十分に理解できなかったことでも、アクションや全体の雰囲気でわかってもらえると信じて一生懸命やった。 全体的にうまくいったと思う。 そうじゃなかったとしたら、ギターピックをいっぱい投げすぎて、観客は満足してしまったのかも。 )

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コンピュータ内のファイル整理

最初はファイルをのっぺりと置いておきます。
数が増えてきたところで少し分割しますが、そのとき必ず、よく参照する
ファイルは移動しないことと決めてます。
そしてまたそのままのっぺりとホームに置いていって、増えたら移動します。
このとき、移動先が増えすぎたら、移動先の中で特に参照しなくなった
ファイルを、さらに深いディレクトリに移します。

スラッシュドット ジャパンに書いてあったコンピュータ内のファイル整理方法。 ほとんどの人が難しいとか、うまくいかないと書いているなか、上に引用した書きこみが自分の方法に近いと感じた。

少し違うのは、最初の保存場所はHOMEではなくデスクトップというところ。

まずはそこに保存しておいて、いらないと思えばその時点で消す。場合によってはディレクトリを作ってそこに保存することもある。 デスクトップが増え、今後も必要そうなファイルは、保存するためのディレクトリを HOME/My Documents 内に作成し、そこへ入れるという形だ。 はじめから分類して保存すると次からファイルを開くときに面倒だし、一度ぐらいフィルタリングを行なわないと無駄なデータまで保存してしまいがちだと思う。

なので、どのマシン上でもオレのデスクトップは結構ゴチャゴチャしている。 が、本人はこの辺にこのファイルやフォルダが…とおおまかなアイコンの位置で憶えていたりするので、見た目ほど使い勝手は悪くない。

これって実生活でもよくある話か。 よく自分の部屋をこたつを中心に、本やいろんなものが散乱している状態。 右手を伸ばすとこの雑誌が、左手を伸ばすとテレビのリモコンがというようにこたつから出ずにいろんなものが手に届く感覚はデスクトップでアイコンを探すのに似ている。 で、もうどうにもならなくなったところで、本来あるべき場所へ整理するというのも同じだ。 でもって、実生活のオレもこんなだったりする(すまぬ>妻)。

実生活では、即だらしない人の烙印を押されてしまいそうなこんな整理法だが、コンピュータの中では結構有効だと思うのですがやっぱりだらしないですか? みなさんのオススメ整理法があればコメントやトラックバックどうぞ。


土壇場 Warriors

The day’s worst news, however, was Speedy Claxton being diagnosed with a right-hand fracture, which will sideline the ever-more-integral point guard for at least three weeks.
(しかしながら、この日一番悪かったニュースは Speedy Claxton (スピーディ クラクストン)が右手骨折のため、今まで以上に彼を必要とするこの時期に最低で3週間試合に出場できないというニュースだった。)

先週の金曜日にアナウンスされたニュースは、残念ながらWarriors の今シーズンの終了を意味するニュースだった。

Warriors は今年、大型トレードで Dallas Mavericks から獲得した Nick Van Exel を先発ポイントガードに、 フリーエージェントで契約した Speedy Claxton をバックアップポイントガードとして今シーズンに挑むプランだったが、Nick Van Exel はシーズン前に行ったヒザの手術の経過がよくなく、常に痛みを感じながらプレイしていて、試合に出ないことも少なからずあった。 そのため、シーズン中ほとんどの試合で Speedy Claxton が先発で出場していた。

うれしい誤算として、Speedy Claxton が予想以上に良かったため、ここまでの成績を収めることができたが、Speedy が先日の試合で右手を骨折してしまったため、治療のため最低3週間、テレビ中継では解説者が今シーズン絶望という話をしていた。
金曜と土曜の試合は Nick Van Exel が先発で出場していたが、膝の調子が良くないためスピードが全然出ず、やはりイマイチ。 他の選手たちはポイントガードがイマイチな分パスを回そうと努力しているように見えたが、最後はそれが裏目に出て、誰がシュートを撃つかはっきりしなくなり、消極的にパスを回しすぎて自滅という展開だった。

今後、Nick Van Exel まで出場できなくなったら、どんな展開になるんだろうか? 野球で言えば先発ピッチャーがいないような状態。 トレード期限も過ぎ、FA選手と契約しようにも選手枠に空きがない今、他に打つ手はないのか? 楽観的なオレも、今回ばかりは厳しいと言わざるをえない状況だ。

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