Month: February 2003

Newton Never Dies

1998年 2月 27日、Apple Computer が Newton 関連のビジネスの中止を発表した。

それから5年、いまだに根強いファンによって改良され続けている。

Five Years Later, Newton Still Going Strong
CrezzyMan writes “Today is the five year anniversary of Apple’s cancellation of the Newton platform. In spite of this, the Newton community has remained stronger than ever: it has even been the subject of academic research. In just the last few days, an IrCOMM stack and a new connection library have been released, on top of OS X syncing and 802.11b support.”
(CrezzyMan 曰く “今日はAppleの Newton Plafrom の中止から5周年。この事実にもかかわらず、Newton コミュニティはこれまでになく力強く活動している: Newton Platform は未だ教育機関での研究対象となり、Mac OS X とのシンクロ機能 や 802.11b のサポートに続き、数日前も IrCOMM stack と新しい通信ライブラリが リリースされた”)

個人的には今でも Newton デバイスは設計思想とその実装の点で最高のPDAだと思っている。残念ながらアメリカに来てから生活スタイルの変化から使う機会が激減し、いつのまにか電池もへたってしまった。家で思い出したようにACアダプタに継いで電源を入れることがあるぐらいだがまだ捨てない。いまは休止中なだけなのだ。

上の記事に書いてあるライブラリも面白そうだし、機会ができたら絶対また復活させてやるのでそれまで待っていてくれ。> うちの Newton MP 2100 そして Newton lInc.


一人増えてる

今日は火曜日なので American Idol ネタ。

先日の失格事件から2週間。失格した人が入っていたグループの予選がありました。一人少ないよーとか何かコメントがあるかなーと思いきや、いつのまにか一人補充されていて何事もなかったかのように8人で予選が行われました。誰が増えてたんだ?

今日のオススメは 6番の海軍の人だと思うんですがどうでしょうか。

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フランスバッシングなんて無いぞ

<イラク問題>攻撃反対に「反フランス」 米各地でバッシング
米南部ノースカロライナ州のレストランでは、ポテトフライの呼び名「フレンチ・フライ」を「フリーダムフライ」と改名し、好評を博している。ラスベガスでは18日、地元放送局の主催で、フランスパンやシャンペンなどを大型の米国車で踏み潰す催しも開かれた。

なーんて記事が日本で報道されているようですが、この辺りではなーんにも変わりありません。これはフランスがどうこうというより便乗商法みたいなものでしょう。確かにマスコミは中立か、戦争賛成な雰囲気ですが、人々はもっと冷静です。この前の世界で行われた反戦運動でも San Francisco では 100,000 人以上が反戦デモに参加しました。 東京とかよりよっぽど多いんじゃない?

Thousands in San Francisco join protests against war in Iraq (多数の San Francisco の住人がイラクでの反戦活動に参加)
More than 100,000 people hit the streets of San Francisco on Sunday to join the voices around the world this weekend protesting a possible U.S. invasion of Iraq.
(San Francisco に住む 100,000人を越える人々がこの週末に行われた世界各国のイラク侵攻の反対活動の一貫として日曜のデモに参加した。)

9.11 の時はやりかえせー と感情的になったアメリカ人がいっぱいいて、この国は大丈夫か? と思ったりしましたが、今回のこういった対応はまだこの国も大丈夫だと思わせてくれます。


Macworld Expo 2003 レポート

もうイベントから1ヶ月を過ぎようとしていますが、ようやく公開できるようになりました。アイコンをクリックするとダウンロードできます。(3.6MB)

PDFicon.jpg

製作環境は Mac OS X 10.2 に iPhoto 1.2 (PDF生成は最新の iPhoto 2を使用)。製作そのものは2時間程度。Expoから帰ってきたその日のうちにできていました。しかし、もともと製本にも耐えうるようにデータが生成されるため、できあがったサイズが65MBととても巨大。もうちょっと小さくならないかと、方法を探している間にこんなにたってしまった。

最終的にはできあがった PDF を圧縮するツールを使って圧縮。これが大成功。
サイズが大きくなった原因は高解像度のイメージだったらしく、それを画面で見るのに十分な程度に解像度を落とすことでサイズを減らしている模様。確かに単純だけど有効なアプローチかも。イメージそのものを圧縮するアルゴリズムを併用すればもっと小さくなるみたい。

こういったツールは PDF Compression で検索するといっぱい見つかります。結構ホットな分野らしい。


American Idol Finalist Axed

(日本語記事)
米スター発掘番組、出演者がポルノ写真掲載の過去で失格
(英語のオリジナル記事, 日本語では省略されてる辞めさせららた人の名前が書かれてます)
‘American Idol’ Finalist Axed for Porn Site Pose

あらー。実はこのいなくなっちゃう人。始めてみた New York 予戦でずば抜けていい声をしてウチでも注目していた人だったんだよねぇ。再来週放送登場予定だったので、そこで何と説明されるか…。

ax って動詞は”斧をふる”って意味だけじゃなく”首にする” って意味もあるのね。なんか生生しいけど。


American Idol

American Idol はいわゆるオーディション番組。

昨年のオフシーズン(6月 から 9月, この時期は学校が休みで、バケーションシーズンになるのでテレビ番組は再放送とかに切り変わる) の穴埋め番組として、第1シーズンが放送され、審査員の辛口な批評。全米の人が vote (投票) できることから大ヒット。1月から新シリーズが始まりました。

第1次オーディション中の放送2回目にふと見てみたところ確かに面白い。
なんじゃこりゃという素人をバッサバッサと切り落していく中、ダイヤの原石のような歌手を見つけていく面白さ。そして、オーディションに来ていた普通の人が、回がすすむにつれどんどんそれっぽく成長していくのを見守る一体感、と見てる側を引きつけるものがある。見たことないけどモーニング娘オーディションなんかもこんな感じなんだろうなぁ。

現在、32人が残っていて、ここから10人に絞られるそうです。

毎週火曜日に生放送(といっても東海岸時間で生放送。西海岸ではその録画放送みたい)され、その後2時間の投票時間が設けられ、翌日投票結果が放送されるという構成になってます。これまた面白いしくみだ。

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All Warriors!

NBA オールスターがはじまりました。

あと、数時間後にメインイベントである East vs West の試合がはじまりますが、それに先立ち昨日のイベントでは2部門において Warriors の選手が大活躍。

日刊スポーツ
スラムダンクコンテスト
リチャードソンがダンクコンテスト連覇、ジョーダンに並ぶ
ルーキーチャレンジ
2年目チームが逆転勝利、アリーナスがMVP
(ルーキーチャレンジは新人チームと2年目チームが試合をするイベント)

Jason Richardson (ジェイソン リチャードソン)、Gilbert Arenas (ギルバート アリナス) の2人は昨年ドラフトでWarriorsへ入団した若手選手。Gilbert Arenas とは数ヶ月前のイベントで握手して、試合のチケットをもらったこともあって結構思い入れがある。

Jason Richardson はダンクコンテスト連覇、ルーキーチャレンジでは歴代最多得点タイの活躍。 Gilbert Arenas はルーキーチャレンジで逆転となる3 Point Shotを決め MVP と大活躍。 見ていた Warriors ファンはうれしい反面。

“普段の試合でもこれぐらい活躍しろよ”

と思っていたに違いない。

Warriors のサイトでも特設ページが用意されていて、

Warriors 2003 All Star Index

このサイト内にあるムービーは活躍シーンだけを10分近くにわたり編集してあってみごたえがあって、とってもプロ選手っぽくうつってるぞ。


Warriors 21勝目

Warriors get 21st victory
To most, 21 victories doesn’t sound like a lot. But it took all 82 games last season for Golden State to win that many. In fact, the Warriors haven’t won more than 21 games in six years.
(ほとんどの人には 21勝なんて大した数字じゃないだろう。けど、この勝利数にたどりつくまで昨シーズンは 82試合かかった。 もっと言うと、Warriors はこの6年間 21勝以上していない。)

昨日の試合に勝利したことでWarriros は21勝。シーズン半ばにして昨年の勝利数に並んだ。いやー強くなったものだ。

昨日はニュースのスポーツコーナーでみんなおどろいていた。就任1年目のカントクにしてもおどろきだったようで、こんな発言も…

Musselman defends his strategy
Musselman said athletic trainer Tom Abdenour approached him about a month ago and asked Musselman whether he believed the team could get to 20 wins before the All-Star break. Said Musselman: “My response was ‘(heck) no.'”
(Musselman(カントク)曰く、1ヶ月前にアスレチックトレーナーの Tom Abdenour が来て”All-star 前に 20勝できると思う?” って聞かれたんで、”とんでもない”って答えたんだ)

確かに、1ヶ月前には前年のチャンピオンたちから勝てるなんて思いもよらなかっただろうなぁ。選手たちはそれぐらいがんばってるってことなのね。今週は明日の試合のあと NBA オールスターの関係で5日間のお休みだそうです。後半戦もがんばれ。


GSウォリアーズが面白い

All About Japan に面白い記事を発見!

GSウォリアーズが面白い
(2002.12.31)
注目度こそ低いものの、NBAゴールデンステート・ウォリアーズの試合は実に面白い。ウォリアーズのユニークな選手たちに注目してみよう。

この前紹介した Earl Boykins (アール ボイキンス)も一応載っている。けど、扱いが小さいなぁ。ブロックなんかどうでもいいのに。彼のすごさは体の小ささを生かしたスティールと冷静な試合の組み立てにあるのに。日本で Warriors の試合を中継するんだっけ?

でもって、最後のまとめ方に不満。

昨年まではインサイドばかりの単調な攻めで敵にもバレバレだったが、今年はだめなりにもアウトサイドを使う戦略をうまく組みあわせたおかげで相手が守りにくくなってきてることは試合を見ているとよくわかる。リバウンドに強いという点をさしひいても現時点で得点力は NBA 全体で 3位 (1試合平均 99.3得点 – 2/2/03 時点) (参考リンク) という数字がそれを物語っているだろう。
しかし、相手にとられた得点はそれよりも多い 1試合平均 100.1 点 (NBA 全体で下から 3位)。現時点で 1位の各チームの成績は

Division Team 平均得点 対戦相手にとられた得点(平均)
Atlantic New Jersey Nets 97 89.7
Central Indiana Pacers 98.5 94
Midwest Dallas Mavericks 102.7 92.6
Pacific Sacrament Kings 101 93.8
参考 Golden State Warriors 99.3 100.1

と、上位のチームはどこも相手に点を多くとられていない。

試合を見ていても、明らかにディフェンスのカバーリングが遅く相手をフリーにしてしまうことが多いし、監督は試合中いつも”手を上げてディフェンスをしっかりやれ!” ってなジェスチャーを選手たちに向けてしている。

安定したアウトサイドシューターがいないのは事実だけど、それよりディフェンスがWarriorsのさらなる上昇を握る鍵なのだとオレは思うぞ。