アメリカの選挙活動 – Yard Sign

これまたあっと言う間にアメリカ大統領選挙まであと1週間を切ってしまった。 投票日は11/4(火、火曜日な理由はこちら) で、候補者たちは最後の追い込みに一生懸命になっている。

前回、Sarah Palin (サラ ペイリン)氏の登場で勢いに乗った共和党に決まるんじゃないかと書いたが、その後アメリカは金融危機、株価の大幅な下落といった緊急事態に直面。これに対し Sarah Palin 氏が的外れなコメントをしたりしてこちらも一気に信用が下落。 ペイリン氏の起用が結果として裏目になってしまった。

さて、アメリカの選挙では日本のような選挙ポスターというのは貼られないし、宣伝カーも走らない。 選挙活動の主な場はテレビCMやインターネットという感じだが、住民たちがボランティアで自分の家の前に掲げる Yard Sign (ヤードサイン) と呼ばれる下のような看板は昔からの選挙活動として根付いている。

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この Yard Sign は各候補者のサイトからオンラインでも買えて(オバマ氏マケイン氏)、この売り上げ選挙資金に使われる。

ウチのまわりを少しまわってみたんだけど、出している家は Obama-Biden ばかり。一軒、McCain-Palin というプラカードを出していた家があったんだけど、いつの間にやら失くなっていた。鞍替えか?

全米的にも今のところ Barack Obama (バラック オバマ)氏がちょっとだけ優勢に立っているわけだけど、金融危機が明日にはどうなってるかわからないだけにまだまだどうなるかわからない。火曜日までに何があるだろうか。


2 Comments

  1. そちらはオバマ・バイデンのサインが多いのですね。
    こちら(北寄りの南部)では、圧倒的にマケイン・ペイリンのサインが多いです(笑)。
    私に米選挙権はありませんが、ここはオバマ氏に勝ってもらわないと、また暗黒の4年間になってしまいそうです。

  2. このあたりに住んでいる限りでは共和党の候補が勝てるとは夢にも思わないですね。
    けど、そう思っていた4年前もブッシュが再選を果たしたわけで、今度もまだまだわかりません。 次の4年はどちらになっても大変だと思いますが、しっかりと立て直して欲しいですね。

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