書いている本人も、前回のDaniel Powter のまま1年経ってしまうかと心配だった おすすめ CD/DVD のコーナー。 JET のセカンドアルバム “Shine On” が期待外れに終わり、ビートルズの新譜 “Love” も音の良さとリミックスの奇抜さだけが目立ち紹介するまでに至らなかったが、今日いつものトップ20でグッとくるアーティストを見つけた。
彼の名は Paolo Nutini (パオロ ヌティーニ)。 ヌティーニ なんてイタリア人風な名前だがスコットランド出身の20歳のシンガーソングライター。
PVで見た New Shoes という曲は軽快な感じだが、この曲を含んだアルバム全体は10代の時に作ったとは思えない、大人っぽいしっとりとした出来になっている。 そしてイチバン印象に残るのはシンプルな構成のバンドの演奏の中に響く彼のボーカルだろう。 この年齢であの表現力とはほんと末恐しい。
今アルバムの雰囲気としては Daniel Powter や James Blunt あたりに近いのだが、Paolo Nutini はまだひとつの枠にはおさまりきらないようなポテンシャルを感じる。 これから New Shoes のようなポップさが進んでいくのか、Last Request や These Streets のような聴かせる曲へと進んでいくのか。なんだかわくわくしてしまう。
ただいま全米ツアー中ということでツアー予定を見てみたら…. サンフランシスコ公演がなんと今日だった! しかも チケットはソールドアウト。(もともと小さい会場での演奏を予定していたが、人気が高くて一度場所を変更したが、それでもソールドアウトらしい)。 うーん。 残念。 この声は一度ライブで聞いてみたい。 次に来たときには是非行かないと。
Link:
Paolo Nutini Official Site (英語)
Paolo Nutini – 日本のレコード会社のページ
You Tube – Paolo Nutini
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