NBA はオールスターが終わり、この前の 2/23 をもってトレード可能な期間が終了。

昨年は最終日に Baron Davis (バロン デイビス) をトレードで獲得し、その後好成績を残した Warriors だが今年は結局ひとつもトレードを成立せずに終わってしまった。

今年はインサイドの補強と、複数年の高額な年俸を抱えた選手たちが増えてきたことによるサラリーキャップの問題の解消を狙ったトレードがずっと言われていたが、 思った以上に、センターの選手がトレード市場に出てこなかったこと、また他チームからオファーされた内容が Warriors の球団運営責任者である Chris Mullin (クリス マリン)の希望に沿わなかったというのが主な理由なようだ。

けど、オレは少々妥協してでもトレードを進めて、チームに刺激を与えた方がよかったんじゃないかと思う。 というのも Warriors は開幕前の期待を裏切るかのように低迷、1月は 3勝9敗、 2月は昨日までで 4勝7敗、と厳しい成績が続いている。 この原因はディフェンスの問題と、オフェンスの攻撃パターンが Baron Davis (バロン デイビス) に頼りすぎているというところにあると思う。

特に、オフェンス面は何か悪くなると Baron Davis にボールを任せ、オフェンスに参加しなくなる選手が多くなり、 Baron Davis はそれに応えようと無理につっこんだり、シュートを打ったりする無茶なプレイが増える。 スター選手じゃなくても、 こういった Warrios の悪い色に染まってない選手が入ってオフェンスに少しでも広がりが出ればもう少し上を目指せるんじゃないだろうか。

もちろん、トレードは一方のチームの意向では决まらないことなのでそんな簡単には行かないのだが、今の Warriors はこういったちょっとした刺激でまだまだ変わりそうな気がしている。 だけに、トレードが何もなかったのは残念だ。 このままプレイオフ進出を逃すと、期待が高かっただけにカントクの進退問題へと繋がっていくかもしれない。