日本では楽天がプロ野球参入を認められたようで、これからチーム作り、球場の改修などたくさんのことを来年のシーズン開始までにおこなわなければならない。 一番の課題は選手を集めるところだと思うが、球団参入の判断に並行して考えられていたのだろうか?

NBA でも今年、Charlotte Bobcats (シャーロット ボブキャッツ) というチームが新たに参入する。 チームの参入さ、昨シーズン開始前に決定し、1年かけて準備をし、今年の4月にエクスパンションドラフト という制度によって、他のチームから1人づつ選手を集め、ドラフトで将来が期待される選手を得て、トレードや FA選手との契約でようやくチームを作りあげてきた。 それでも、正直なところ現在の選手層では勝ち続けるのは Warriors 以上にとても難しいと思われる。

Bobcats の前に新規参入を果たした Vancouver Grizzlies (バンクーバー グリズリーズ) はやはり選手層の薄さと、それを改善しようとした球団フロントの迷走により、5年以上低迷し、ついには Memphis (メンフィス) へ移転という結果に終わってしまった。 (Memphis へ移転後、強くなったというのは皮肉な話だが…)

今は参入が決定して盛り上がっているようだが、楽天も少なくとも2,3年はあまり勝てない厳しいシーズンが続くと思われる。 地元ファンもせっかくできた新チームを暖い目で見守ってもらいたい。 そして、楽天も新興の企業らしい、これまでの枠にとらわれないようなことを仕掛けていって日本のプロスポーツを盛り上げてもらいたい。