「ユーザーが何かを探しているとき、たいていは、ローカルレベルのことが多い…こうした情報は、検索サービスの核となるものだ」と、Googleのコンシューマーウェブ製品ディレクターMarissa Mayerは述べている。

Google が地域の店などを検索できるサービスを始めた。 地図と連携していて見やすくなっているが、今のままでは電話帳の代わり程度にしか使えないのが残念。 例えばいきなり行った街でレストランでも探すときには、これにプラス、どのくらいオススメかといった情報が欲しいけど今の Related Web Pages ではちょっと物足りない。

地域情報としては、Topix.netが面白いまとめかたをしている。

このサイトは記事のトピックスばかりをアメリカ中のオンラインサイトから集めてきてそれっぽく表示しているサイトで、その中の Local News では市名やZipコードを入れることで、その地域に関するニュースや情報だけを表示することができる。 少し情報の更新が遅いところもあるが、他のサイトが配信している情報や、リンクをこうやってまとめ直すことで新な価値がでてくることに感動した。 ローカル情報の検索は、過去記事の検索と外部の専門サイト(例えばレストラン検索では restrauntnow.com) へのリンク貼って対応している。

Google の担当者も書いているように、ローカル情報の検索需要というのは結構あると思うが、せっかくなので電話帳以上のものを期待してしまう。 なので、実装する形としては検索エンジンからというより、Topix.net のように、ポータル化して付随する情報とともに提供する方が、地元に住んでいる人にも、そして旅行者にも便利なものになるのではないだろうか。