Free-agent point guard Earl Boykins, whose late-game heroics helped the Warriors pull out several improbable victories last season, is expected to sign a five-year, $13 million contract with the Denver Nuggets today.
(昨シーズン、試合後半のヒーローと呼ばれWarriorsで何試合かの信じられないような勝利をもたらしたフリーエージェントのポイントガード Earl Boykoins が 5年 1300万ドルの契約を今日 Denver Nugget と結ぶ予定だ。)

ガーン。

このサイトでも何回か登場した165cmのNBA最小選手の Earl Boykins 。 Arenas とともに 今 OFF フリーエージェントになっていたのだが、個人的にいままでくすぶっていた選手をあそこまで大抜擢したカントクへの感謝の意味も含めて残留だと思いこんでいた(そんなインタビュー記事も見た記憶が….)。

ところが、この記事によると Denver Nuggets 行きがほぼ決まりらしい。 記事が載った 8/1に契約まで至らなかったようだが、週明けにも決まってしまうだろう。 Boykins は制限のない FA 選手なため、彼が契約を決めてまうといくらお金を積んでも Warriors が彼を引き戻す手はない。 彼を失うことは正直 Arenas を失うこと以上に Warriors にとって痛手だと思う。

というのも、彼はWarriorsで唯一のクラッチプレーヤーと呼べる選手だったからだ (クラッチプレーヤーとは大事な局面において、確実に点を決めてくれる選手)。 ここで、「彼にボールをまわせば何とかしてくれる。」 というような状況はもちろんのこと、チームに負け癖がついてきたときなどイヤな流れを断ち切って、自分たちの方へ流れを作れる選手というのが今の Warriors には必要だ。 本体はチームのスター選手と言われる Antwan Jamison あたりにこういう役割をやってもらいたいところだが、残念ながら今の彼では力不足。

今後、チームは他のフリーエージェントの中から代わりを探すか、トレードで補充するか、既存の戦力で戦うしかなくなる。 せっかく来年は期待の年だと思われていた Warriors が一転してヤバくなるかも…。 それとも、昨年の Boykins のような選手を再びみつけることができるか?