今使っているラップトップPCの調子が悪くなった。
レジストリが悪いのか、DLLが悪いのかはっきりした理由はわからないが、Windows はインストール後使っていくとどんどん重くなったり、調子が悪くなる。 とくに、新しもの好きのオレはいろいろなソフトをインストールして試したり、自分で開発したりするのでとくにその周期は早い方だと思う。
そんなわけで、OSを再インストールするのはよくあることなのだが、Win XP にしても Win 2000 にしてもOSを入れて、サービスパックを当てて、Hotfix を当てて、ドライバも入れて、アプリケーションをインストールするのはやっぱり面倒。
いざとなれば Norton Ghost を買って、一度インストールが完了した状態のHDイメージをバックアップしておけば簡単に元に戻せるのだが、半年や1年に1度かと思うと、これを機に、別の構成を試してみようかなぁとか、他のソフトを試してみようかなぁという楽しみもちょっとあったりしてなかなか買うまでには至らない。
今回試したのは nLite というツールを利用して、カスタマイズした Windows XP のインストールCD からのインストール。 このツールを使うと
- サービスパック/Hotfix を適用済みのインストーラを作成できる
- MSN Explorer などの必要のないソフトウェアを消す(インストールしないようにする)ことができる
- OSに入っていないドライバを組みこめる(一部組みこめないものもある)
- 初期設定済みの状態でインストールできる(オレは使いこまなかったが…)
カスタマイズCDに組みこむため、あらかじめサービスパックやドライバファイルをダウンロードしておかなければいけないなど準備は大変だが、一度カスタマイズCDを作っておけばその後の「アップデート→リスタート」の繰り返しの手間を省くことができる。 今回の場合も、インストールが終わると、組み込めなかったいくつかのドライバを追加でインストールするだけでOSのインストールは完了した。 リスタートを繰り返さないことがこんなに快適だとは正直驚いた。
というわけで、今は OSをインストールしたあとにインストールするアプリケーションを吟味しつつインストール中…。 (けど、ほとんど変わってない。)
nLite, OSのカスタマイズに関しては下記のサイトを参考にさせてもらいました。
- nLite (nLiteの使用方法を簡単に解説します。)
- Windows XP SP2 統合・カスタマイズCD作成のまとめ
- WinXP/2000 ServicePack適用済みインストールCDを作る
- nLite Windowsの不要なコンポーネントを削除する(Win XP版)
2005年3月8日 at 6:58 PM
nLite
アメリカでがんばりましょう: Win XP のインストールを簡単に で紹介されて
2005年3月9日 at 12:40 AM
どーもーいつも密かにblog読ませていただいてます。ノートンさんやらの使用期限のおかげで90日に一度Windows XPをインストールし直してます。SP2になってからというもの元の状態に直すのに半日ほどかけるようになってしまいました。Norton Ghostは噂に聞いていたのですが、頻繁に使うものでもないので、結局いつも通りWindows Updateで再起動しまくってました。
早速次回からnLite試してみようと思います。
2005年3月9日 at 2:48 PM
こんにちは。
Ghost は便利なソフトなんですが、買うとなるとちょっとためらってしまいますよね。 この方法で少しでも快適な再インストールをしてもらえたらと思います。