Month: February 2007

マクドナルドのレシピ

前回のコカコーラとともに、どうやって作ってるんだろう? と謎なのがマクドナルドのレシピ。 一時期、ミミズを使ってるんじゃないかという都市伝説まで生まれたが、そんなマクドナルドのレシピを調べ、まとめたモノがあった。

McMenu: Do-It-Yourself McDonald’s Restaurant Recipes (PDF ファイル)
(ただし、一部には味を真似たクローンレシピも含まれ、どれほど再現できているかはわからない)

もともとは、別のサイトで公開されていたがそのサイトはクローズされてしまったようだ。 Google でMcMenu を検索してみると、そのサイトへのリンクはいっぱいみつかるのだが、実際のファイルはなかなか見つけられなかった。 上のリンクもいずれ消えてしまうかもしれない。 マクドナルドの圧力か?

ハンバーガーのレシピに関しては特にこまかく書いてある。 例えばパティは100%ビーフだが、中でも “Ground Chuck” と呼ばれている赤身80%に脂身20%というひき肉がマクドナルドのパティのポイントなんだとか。

ほかにも、ウチでも試してみたいナゲットのマスタードソースのレシピや、ブレックファストメニューで食べるとなんか嬉しいいハッシュポテト(Hash Browns)のメニューも載っている。

残念ながらレシピはアメリカのマクドナルドを基準にしているので、チキンタツタやテリヤキバーガーなどは載っていない。 また、全て英語、食材もアメリカではまだ手に入りやすいが日本では難しいものも含まれている。 これをベースに日本版を作るっていうのも面白いかも。

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オープンソースなコーラのレシピ

世界で1日10億本飲まれていると言われるコカコーラ。 その原液はトップシークレット中のトップシークレットで、コカコーラ社内でもごく一部の人しか知らないと言われている。 そうは言っても、人の口に戸は立てられないもの。 たまに漏れてくる情報をもとに、誰でも試せたりできるコーラのレシピが作成された。

OpenCola レシピ (PDFファイル)

opencola.jpg

このレシピを使ったコーラは 2001年ごろに OpenCola 社が同名のソフトウェアの販促グッズとして開発され、その後人気が高かったため発売された。

おもしろいのは、コーラを考えたのがソフトウェア関連の会社だったことから、レシピもソフトウェアのライセンスで有名なGPLというライセンス(使用条件)が採用された。
簡単に言うと、このレシピは自由に使うことができるが、もしこのレシピを元に何かを作ったり、改良を加えた場合はそのレシピも一緒に公開しなければいけないという条件が付いている。

残念ながら OpenCola 社は倒産してしまいもう発売されていないが、こちらのサイトの方法によると、それっぽいがコカコーラの再現とはいかなかったよう。

しかし、レシピを公開し、みんなで改良できるようにしたおかげで、OpenCola 無きあとも進化を続けているようだ。 Cube-Cola というプロジェクトはその中でも活動的なサイトの1つ。

レシピを改良し、写真付きで公開したり、コーラ作成キットの販売などもやっている。

もしかするとコカコーラの味に近づいているかも。 オレも、一度試してみたい。

参考:
Digg: OpenCola – Open Source Coca Cola
Wikipedia: オープンコーラ

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モン太くん、NBA オールスターで活躍

日本ではあんまり注目されてないだろうが、この週末 NBAのオールスターが開催された。

年に1度のお祭イベントだが、我らが Warriors は (弱小なため ) 残念ながらここ数年、オールスターゲームはもとより、関連イベントにも参加者なしの悲しい状況が続いていた。

今年は2年目の Monta Ellis (モンテイ エリス、このサイトでの通称がモン太クン) が金曜日 の ルーキー vs 2年目選手 対決のイベントに参加。 28得点、しかも小さな体からアリウープダンクシュートを5,6回ぐらい見せてくれるというちょっとした活躍を見せた。 残念ながら MVP は30得点した New York Knicks の David Lee (デイビッドリー) に譲ってしまったが、モン太くんの姿は人々の印象に残っただろう。


白いユニホームを着て、ダンクを何度もきめてるのがモン太くん。

今年のオールスターゲームでは元 Warriors、現 Washington Wizards (ワシントン ウィザーズ) の Gilbert Arenas (ギルバートアリナス) がスターティングメンバーで出場というすばらしい成長を見せてくれた。

Arenas も世間に広く知られたのは、オールスターの ルーキー vs 2年目選手 対決イベントで MVP を取ったあたりからだった。 今年のモン太くんを見ているとあのころを思いおこさせる。

でも、その前に今年のオフに契約更新が待っている。 アリナスの時はチームが年棒を払えないというバカげた理由で手放してしまったが、そのおかげで通称アリナス特例と呼ばれるルールが制定された。 Warriors も今度はモン太クンを手放さないで欲しい。

さて、Warriors。 現在 25勝 29敗、プレイオフまでは1.5ゲーム差の10位 となんともピリッとしない。 怪我人が相変わらず多いというのもあるが、それにしても アウェイで 6勝20敗 とひどすぎる成績を残しているのが問題だろう。 観ていて思うのは、カントクの速いペースの試合展開に選手たちがバテてついていけてない気がする。 後半失速する試合が多いのはこのせいではないだろうか。

オールスター明けには手を骨折していた昨シーズンのチーム得点王 Jason Richardson も帰ってくるし、予定では3月頭には Warriors の中で唯一 オールスターゲームに出場した Baron Davis も膝の手術からから回復してくるはず。 何とか、ここでふんばってくれ、Warriors!


PC から Mii データにアクセスする (2) – MiiEditor で作った Mii を Wii へ転送する

前回のエントリの方法で Wiimote を PC に接続したら、 Mii Mega-Mall というソフトを使うと Mii データを Wiimote とやりとりすることができる。

Mii データをコピーするだけなら他にもソフトがあるが、Mii Mega-Mall は、インターネット上には既に公開されているMii をダウンロードする機能もついていて、より便利になっている。

megamall1.jpg
Mii Mega-Mall のスクリーンショット。 ストームトルーパーなんてのも(笑)。

Wii Mega-Mall はとっても便利に作られているので このソフトを使って Wiimote へのデータのやりとりを紹介しようと思う。

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PC から Mii データにアクセスする (1) – Wiimote (Wii コントローラ) を PC と接続する

Wii の似顔絵チャンネルは作成した Mii をリモコン (Wiimote) にコピーして持っていくことができる。 友達のところで遊ぶときも、リモコンを持っていけば自分の Mii を使って遊ぶことができるという配慮で、オレも試したことがあるが面白い機能だ。

また、Wiimote は Bluetooth で通信するため Bluetooth をサポートした PC に繋げることができる。

Bluetooth でPCと繋がった Wiimote から Mii データを読みこんだり、書きこんだりすることで MiiEditor.com のデータを Wii に持っていけるというわけ。 逆に Wii で作った Mii データを PC に持ってくることもできる。

今回はまず、Bluetooth を使って Wiimote をPCに認識させる方法について。 これは Mii データの転送に関係なく、Wiimote をマウスやゲームパッド代わりに使うときにも有効だ。 ただここで紹介する方法は Windows が英語版なこともあり少し違うところもあるかもしれない。

システムトレイにある Bluetooth アイコンを右クリックし、Add a Bluetooth Device (Bluetooth デバイスの追加) 項目を選ぶ。

Bluetooth1.jpg

Bluetooth 接続ウィザードの画面が出てくるので、Next (次) ボタンをクリック。

Bluetooth2.jpg

すると画面が、Bluetooth デバイスの検索画面になる。

Bluetooth3.jpg

ここで Wiimote の 1 と 2 のボタンを同時に押して、Wiimote のインジケータを点滅させる。 Wii でリモコンを再認識させるときと同じ作業だ。 この点滅は20秒ぐらいしか続かないので、点滅が止まったらもう1度 1と2のボタンを同時に押す。

Bluetooth4.jpg

すると上の写真のように キーボードとマウスのアイコンに Nintendo RVL-CNT-01 と書かれたデバイスが発見されるので、そのアイコンを選択して、Next (次) ボタンをクリック。

次に下の写真のようにペアリングの画面が出てくるが、Wiimote は Windows とうまくペアリングできないようなので Skip ボタンをクリック

Bluetooth5.jpg

すると Nintendo RVL-CNT-01 と書かれたデバイスが表示されるので、チェックして Finish (完了) をクリックして認識を完了させる。 初回はドライバのインストールなどで時間がかかり、認識に失敗するかもしれないが、はじめから同じことを繰り返せばうまくいくはず。

Bluetooth6.jpg

切断するときはシステムトレイにある Bluetooth アイコンを右クリックして、Explore My Bluetooth Places を選択するか、システムトレイにある Bluetooth アイコンをダブルクリックして Bluetooth デバイスリストを表示し、 左にある Search for devices in range (近くのデバイスを検索) という項目をクリックする。 すると接続された状態のアイコンがみつかるはず。 (写真では Wiimote 2 になっているが、初期状態では Nintendo RVL-CNT-01 になっていると思う。)

Bluetooth7.jpg

Wiimote のアイコンをダブルクリックして接続ステータス画面を開く。 Disconnect (切断) ボタンをクリックすれば利用を終了できる。

Bluetooth8.jpg

ITMedia の記事にもPCで認識させるための少し違った手順が書いてあるのでうまくいかなかった場合は、そちらも参考にしてもらいたい。

長くなってしまったが、次回は接続したWiimoteから実際にMiiデータをやりとりする話を書こうと思う。


Mii を作ってみよう!

Wii を手に入れて1週間以上経ったが、相変わらず面白い。

なかでも意外にハマるのが似顔絵チャンネル (Mii Channel)。

ゲームの中に自分っぽいキャラクタが出てくると感情移入できるというのもあるが、「オレってこんな感じ?」 「えー、違うよー」 と自分のイメージと他人が思う自分のイメージのギャップを垣間見られるのも楽しさのひとつ。

そんな似顔絵チャンネルだが、MiiEditor.com を使うと、Wiiを持ってない人でもブラウザを使ってMiiを作ることができる。

shot.jpg

海外のサービスなので英語が入っていたり、任天堂のサービスじゃないので出来上がりがちょっと違うこともあったりするが、再現度は結構高い。
MiiEditor では出来上がった Mii を JPEG ファイルに保存することもできるので、テレビの画像を写真に撮らなくてもこんな感じでキレイに Web ページなどにも貼ることができるのも嬉しい。

 特徴をよくつかんでいると評判のオレのMii。 ほんと?

hiro.jpg

そして、出来上がった Mii を保存(SAVE) すると、miibinary.mii というファイルができる。 このファイルは Wii でも使われているデータなので、今Wiiを持ってない人も MiiEditor でMiiを作っておいてあとで Wii に持っていくなんてこともできたりする。

ちょっと長くなってきたので転送するための具体的な方法などの話は次回に続く。


Wii を手に入れた!

Wii 手に入れました。

アメリカではだいたい月に1~2回の日曜日がWiiの新規入荷になっているが、未だにオープンの数時間前に並ばないと買えないのが現状。 そんななか、日本で(もちろん日本モデルが)運良く手に入ったということでこちらに届けてもらいました。 関係者の御尽力に感謝です。

Wii スポーツはそんなに体動かさなくてもいいのはわかっていても体が動いてしまう。 いや動かさないと損という感じで、いろんなスポーツに汗を流している。 カルチョビットのときに紹介した薗部さんのインタビューでも 「ゲームの楽しさは余計なものを削ぎ落として本質を強調すること」 と語っていたが、Wiiスポーツはそれを見事に表わしていると思う。

ゲームとともにいろいろと遊んでます。 Mii も作ってみたり、友人と Wii番号交換してメッセージ送ってみたり。 Wii に インターネットチャンネルを追加すれば YouTube ビューワとしても結構使える(笑)。 (画面下に常に見えている戻るボタンとかのあるエリアが隠せれば完璧)

でもって、更新頻度が落ちてるのはコイツのためです。 すみません。


スーパーボール 2007

J SPORTS|ニュース&コラム
米フロリダ州マイアミのドルフィン・スタジアムで4日行われたナショナル・フットボールリーグ(NFL)の第41回スーパーボウル(コルツ対ベアーズ戦)では、テレビ中継の平均視聴者数がスーパーボウル歴代2位、米テレビ歴代3位の9300万人強だったことが明らかになった。

アメフトの全米1を決めるスーパーボールがこの前の日曜に行われた。 このブログでも何度も書いているが、スーパーボールというイベントはアメリカでは一大イベントで視聴率もスゴイ。今年の結果は 9300万人という歴代3位という好成績だった。

この数字に貢献したと思われるのは、今年の対戦がシカゴとインディアナのチームで、どちらの都市も今、ものすごい寒波に襲われていて、みんな家にいたということがあるだろう。

スーパーボールの会場は、開催の数年前に選択され、今年はマイアミで行われた。 マイアミは20度(C)なのに、シカゴやインディアナは -10度(C)なんて世界。もし会場がシカゴやインディアナだったら観てる方は大変…なんて思ったのだが、開催地の選択基準というのがあって、

Super Bowl – Wikipedia, the free encyclopedia

  • Average high temperature of at least 50 degrees Fahrenheit in February, unless the game is being played in an indoor arena. (2月の平均最高気温が 50F (10C)以上か、屋内のアリーナ)
  • Stadium with 65,000 seats or more.(65,000シート以上の収容人数)
  • ….

のように、あまりにも寒いエリアではスーパーボールは行われないらしい。 やけにマイアミとかで行われることが多いとは思っていたが、こんな理由だったとは一つ勉強になった。

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