全国数百人ぐらいのWarriorsファンの皆さんお待たせ、久々の Warriors ネタ。
いやー Warriors 順調すぎて書く機会を逸してしまっていた。

ひどい怪我人が出ることもなく、チームも1/29 現在で27勝18敗 とこれまで初めて見るくらいの好成績。 問題なのは、この成績でもウエスタンカンファレンス7位とプレイオフ進出ギリギリということだろうか。 ウエスタンのチーム強すぎ。

そんな Warriors はさらなるチーム強化のため…

 

なんと、Chris Webber (クリス ウェバー) と契約した

 

Chris Webber は現在34歳で、フリーエージェントの状態。 Lakers からもオファーが来ていたとも噂されているが 最終的に Warriors と契約することになったらしい。 年棒はこの年齢の選手の最低となる $1.2 mil (シーズン途中からなので最低年棒より少し少ない)。

Webber の NBAデビューは 1993年、なんと Warriors から。 デビューシーズンにルーキーオブザイヤーを獲得するなど、前途有望だったのだがカントクと衝突しトレードで1シーズンでWarriorsから離脱。 その後、 いくつかのチームを渡り歩いていたが高額な年棒と34歳という年齢が災いして今シーズンはフリーエージェントとなっていた。

この Webber が Warriors 在籍時に衝突したカントク というのが現在 Warriors のカントク Don Nelson (ドン ネルソン) だった。

 

この背景を知る古くからの Warriors ファンの反応は、せっかくうまくいっているのがブチ壊しになる可能性が高いといった感じで心配するものが多い。 当人同士はお互い14年分成長しているので、わだかまりがないことを強調しているが不安は拭えない。

おどろくことに、この契約は Don Nelson 主導で行われたらしい。 選手層を厚くし、プレイオフを勝ち残るためには必要な選手なのだとか。

確かに Warriors の弱点はインサイドにあると思う。 昨シーズンでも平均 11.3 点、6.7 リバウンドという数字を残し、外からでも中からでも得点できる Webber は現在獲得可能な選手としてはいい部類に入ると思う。

ただ、34歳の体(しかもヒザの古傷もある)が Don Nelson の走るバスケについていけるか、ここ数シーズン、いろんなチームでプレイしたが、どうもうまく合わずテンションの低いプレイが続いていただけに、若い選手が多く、ある意味勢いが大事な Warriors に合うかどうかやはり心配だ。

2,3 試合中には Warriors の Webber が見られることになると思う。 不安は残るが、この選択がうまくいくことを期待したい。