XenSource元CEO率いるPano Logic、仮想デスクトップ技術を発表:ニュース – CNET Japan
Pano Logicでは、サーバを複数のパティションに分割するため、VMware製ソフトウェアを利用する。そして、Pano Logicのハードウェアを使い、モニタ、キーボート、マウス、USB機器、オーディオシステムなどをEthernet経由でサーバと安全に接続する。ソフトウェアとしては、無料の「VMware Server」か、より高機能な「VMware ESX Server」が使われる。
これ、すごく面白そう。
仮想化技術と呼ばれる技術を使っていくつものWindows を1台のサーバ上で実行し、キーボードやマウスなどの入力と、画面や音などの出力のみをネットワーク越しにやりとりする。 大変なことはみんなサーバで行うのでユーザの目の前にあるのは
こんな小さなデバイスだけになる。 (注: このデバイスにモニタやキーボードやマウスなどを接続する)
1つの画面でいくつものマシンを切り替えて使えたり、データそのものはサーバにあるのでマシンを盗まれても情報漏洩の危険もない。 VMWare を使っているならバックアップもラクだし、トラブルがあったときの復旧も早そう。
原理は違うけど同じようなことは Unix 系のシステムでは比較的簡単にできるため、 X 端末とかシンクライアントとか言う商品で既に一般的だった。 オレも日本の会社にいたころ使っていたなぁ。 Windows でも同じようなことができるようになると用途は一気に広がるんじゃないだろうか。
これと同じ仕組みで、モニタとキーボードとトラックパッドとかを内蔵させたラップトップ型なんてのを用意してくれるともっといいかも。 でもって、VPN もサポートしてどこからでも専用のネットワークにアクセスできる仕組みもあれば、バッテリーは長持ち、発熱も少ない、そしてきっと軽いラップトップができるからいいと思うんだけどなぁ。
2007年8月31日 at 11:13 AM
そして、時代は network computer に向かうんでしょうなぁ。Oracle は当時、時代の先をちょっと行き過ぎてたね 🙂
2007年9月1日 at 8:10 AM
Oracle の NC だっけ? 結局どんなのが出たのかよくわからないけど、今回は Windows が走るってところがウケそう。
あとは Pano Logic が価格的にも手間的にもどれくらいお手軽かにもよるだろうけど、いいものが出てくれば Network Computing も一気にブレイクしそう。
探してみたら Vista でもディスクレスPCなんてオプションも用意されてた。
http://www.microsoft.com/japan/windows/products/windowsvista/enterprise/fdcoverview.mspx
こっちは、なんだかややこしそう。 こういうんじゃダメだと思うんだよなぁ。