最近書いていなかった Warriors。 新監督 Don Nelson (ドン ネルソン) の元で、連勝することもなく、かといって(そんなに)連敗も続けることなくぼちぼちやっていた。 今年は、怪我人が多くそれによる負けもいくつかあったが、まだプレイオフが狙えるような位置(現在 19勝20敗)にいたのだった。
しかし、シーズンオフにそんな大きな補強ができなかったこともあり、開幕当初からトレードの噂は絶えなかった。ちょうど旅行中だったので書けなかったが、たとえば Allen Iverson (アレン アイバーソン) のトレード騒動のときも積極的に動いていたが、結果はうまくまとまらなかったようだ。
とくに、ベテランとしても扱われるようになってきた選手たちが Don Nelson カントクの元でうまく仕事ができていなかったこともあり、年を明けてからは噂がどんどん加速していった。 そんな中、結着かと思えるような発表がされた。
ESPN.com – NBA – Warriors, Pacers join forces for eight-player trade
The Indiana Pacers traded Al Harrington and Stephen Jackson to the Golden State Warriors on Wednesday for forwards Troy Murphy and Mike Dunleavy as part of an eight-player deal designed to shake up two struggling teams.
(インディアナ ペーサーズは低迷している2チームを活性化させるため、 Al Harrington (アル ハリントン) と Stephen Jackson (スティーブン ジャクソン) を Golden State Warriors の Troy Murphy と Mike Dunleavey を含む 8選手がからんだにトレードに出すと水曜日に発表した。)
このトレード、Warriors 中心にまとめると
Warriors から放出
Troy Murphy
Mike Dunleavey
Ike Diogu
Keith McLeod
Indiana Pacers から獲得
Al Harrington
Stephen Jackson
Sarunas Jasikevicius
Josh Powell
ということになる。 Troy Murphy は長身フォワードながら 3pt が決められる選手でリバウンドも強い、ただインサイドでのオフェンスに難ありというところで現在のWarriorsのオフェンスにはまらない選手だった。
Mike Dunleavey はフォワードからポイントガードまでこなす万能プレーヤーだが、コレといった強みが見られなかった。 また、出来不出来の差が激しく期待に応えられないところも多かったので、今年はスーパーサブ的に使っていたようだが、やはり構想外としてトレードに組みこまれてしまったようだ。
どちらの選手も、今の Warriors では居場所がなかったが、うまく起用できれば活躍できる選手だと思う。 Pacers でハマってくれることを期待したい。
対して、Al Harrington はシーズンオフに Atlanta Hawks から Indiana Pacers にトレードで移籍したばかりだったが、この時 Warriors も狙っていた選手だった。 今回、悲願かなってという感じだろうか。 Murphy の代わりに 3pt も期待できるし、インサイドも強い選手。 Warriors が今、欲しいと思う選手だろう。 Stephan Jackson は10-20点を期待できるガードの選手でこちらも期待できそう
また,Warriors は同時に田臥も所属する NBADL から Renaldo Major (レナルド メジャー) というガード フォワードの選手と契約。 怪我人で不足している現在の選手層の補強もしたよう。 NBADL からは彼の前に NBADL の得点王だった Kelenna Azubuike (ケレナ アズブキ) と契約したこともあり、NBADL からも積極的に契約しようとしているようだ。近いうちに田臥も…なんてことがあったらいいなぁ。
今年は本格的にプレイオフを狙っている感のある Warriors 、このトレードをカンフル剤に連勝街道を走れるか?
2007年1月17日 at 10:05 PM
この発表があった水曜日の夜に Clippers との対戦があった。
今朝の時点でケガ人を除いて、プレイできる Warriors の選手たちは 8人。 トレードで4人が試合に参加できないとなると、ケガ人の1人 Keith McLeod もトレードに含まれたため残り5人という控えなしという状態でプレイをしなければいけなかった。
そこで、Warriors はRenaldo Major との契約に加え、NBADL でトレーニングをしていた Patrick O’Bryant を呼びもどし、なんと7人体制でプレイ。 選手はどうしてもプレイ時間が増え、疲労がたまり動きがにぶっていた。
試合は負けたが、6点差なら上出来だろう。 (Clippers が手を抜いていたのは見ててもよくわかったが…)。
トレードした選手たちが合流するのは、土曜日の Cavs 戦。 一緒に練習する時間がどれくらいあるかわからないが、もう1,2試合は選手間の連携を取るのにかかるかもしれない。
2007年1月27日 at 11:39 PM
ウォーリアーズは相変わらずだね。
昨晩、久しぶりにアリナスのプレーをテレビで見て驚いたよ。
シュートフォームは以前よりずっと綺麗だし、パスもディフェンスもうまくなってるし。
オールスターにファン投票で選ばれるくらいまでに成長したんだね。
ジェイミソンもコンスタントだし。
結局、あの年がやっぱり一番プレーオフに近かったのかな?
全ての選手も若くて将来性のあるチームだったのにね。
2007年1月29日 at 2:48 PM
相変わらずだけど、カントクの件や今回のトレードなどを見ると着実に再建が進んでいるような気がするよ。 とくに、チーム責任者がクリスマリンに代わってからそんな感じがする。
たしかに、Arenasをあのままキープできていればプレイオフにもっと早く行けたのはオレも思う。 でも当時のルールではサラリーキャップの問題で厳しかったという背景もあったみたい。
おかげで Arenas Exception と呼ばれるルールができて、再契約しやすくなったみたいだからもう二の徹は踏まないのではないかと。 たぶん。
実は今年はこれまで以上にプレイオフ近いと思うよ。 ただ、この1週間ぐらいのロードが正念場。