意外にも使えた Roomba

今年の始めごろ、妻が Roomba を買うと言いだした。
Roomba というのは iRobot 社が販売している、自走式の掃除器。

これがあれば、勝手に床を掃除してくれてアメリカのデカくて重い掃除器をかけなくてよくなるという優れモノらしい。 妻は、こうなることを期待してワクワクしていたようだが、新しモノ好きなオレでも Roomba に関しては「ほんとに大丈夫か?」と疑っていた。 たぶん、技術系の人間であればあるほど「勝手に」とか「自動で」というフレーズを信用しない傾向にあるのではないだろうか…。

ところが、買って使ってみたら意外に使えるという印象を持った。

あたりまえだけど単に掃除器が動きまわっているのだ。 ゴミを拾わないわけない。

roomba.jpg

部屋を全て網羅するのかという疑問は回数でカバー。 Roomba は部屋の中の障害物にぶつかるごとに方向を変え、1部屋を45分~1時間ほどかけて掃除をする。 その間何度何度も方向を変えて動きまわれば1度くらいは通るだろうという原始的な理論で動いていた。

もちろん、Roomba 前面のぶつかる部分(バンパー)にセンサーが入っていて、ぶつかった方向を認識して同じところをグルグル回らないようにする、汚れている箇所を見つけたら、その周辺を動きまわって集中的に掃除するといったプログラムの助けもあって仕事しているという印象を持つのだろうが、見ていると文句もいわずに部屋中をかけまわってごみを集めてくれるのが一番掃除をしてくれているという気にさせてくれる。 実際、掃除が終わった Roomba を見ると結構ほこりが集まってるし。

また、ウチが買った機種はバッテリーがなくなってきたら充電ステーションに勝手に戻ってくるといった機能や、タイマーをセットして毎朝何時にスタートさせるといったスケジュール機能もあり、1回で完全にキレイにならなくても毎日走らせることでそこそこキレイになることも期待できる。

構造上、部屋の隅や家具のまわりなど苦手なため四角くない部屋や家具などがいっぱいある部屋の掃除は苦手だが、今のうちの部屋のレイアウトならまぁなんとかなりそう。 質より量(回数)という掃除方法でオッケーな人ならいいんじゃないだろうか。

ただ、Roomba そのもののネットでの評判はバッテリーのへたりが早いとか、センサーの誤動作などの欠陥も多いといった問題が書かれていることもあった。 このあたりは、また気づいたところがあったら報告していきたい。

ちなみに、ウチが購入したのは Roomba Scheduler 4210 というモデルらしい。

Costco で安くなったので買ったのだがパッケージには 4225と書いてあった。でも、このモデル番号を iRobotのサイトで検索しても出てこないんだよなぁ…。 カラーの違いなんだろうか?

4210のモデルは Amazon.com のユーザ評価 493人がレビューして星4つとけっこう高い。


2 Comments

  1. 先日、ビックカメラでも展示されてて思わず足止めて見てしまったよ!
    アメリカって、部屋は大きいのに、音うるさいくせにあんまゴミ吸わない掃除機しかないってイメージがあるけど、ダイソンみたいなのじゃなくてこういう掃除機出すのもいかにもって感じ!

  2. うん。 でかくてうるさい掃除器もアメリカらしいけど、Roomba のような製品もアメリカらしいね。 ものすごく斬新だけど大味な仕上がりなところがとくに。
    Roomba の音はウチの Panasonic の掃除器に比べると静かです。 それだけ吸引力も低いんだろうけど、これも質より量というところでしょう。

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