ITmediaニュース:サンフランシスコ市長が「市内全域で無料Wi-Fiサービス」計画を発表
サンフランシスコのギャビン・ニューサム市長は10月21日、インターネット革命の最先端を行くサンフランシスコ市で、無料の無線インターネットサービスを提供するという目標を決めた。
サンフランシスコに住む技術者やオタクたちから、”Cooool!” という声が聞こえてきそうなニュースだ。 サンフランシスコに旅行に来る人にとっても、無料でインターネットに接続する手段があれば、目的地に着いてからも観光地やレストランの情報を手に入れられたり、チケットの手配も簡単に済むなどいろいろなメリットがあるだろう。
それに、サンフランシスコでは Macworld や JavaOne といった展示会などが、数多く開かれる。撮影した写真やレポートをイチ早く公開できるようになることで、もっとリアルタイムな情報の共有が可能になりそうだ。
と、いい想像ばかりが膨らむニュースだが、まだ市長が市議会の演説で語っただけに過ぎない。 具体的な計画が出ているものではないし、 新規ユーザが獲得しにくくなる既存のDSL や ケーブルインターネットといったブロードバンドプロバイダからの反発も十分考えられる。 技術者としては誰もがアクセスできるとなると、セキュリティや Spam/ハッキング用の踏み台サーバを設置されたりするのでは? といったところも気になるところだ。
現在のサンフランシスコ市長は2004年始めのゲイカップルの婚姻を認めて、物議を醸しだしたりと結構勢いで動いてしまうところもあるような気がする。 ゲイカップルの結婚は裁判所から違憲ということで潰されてしまったが、今回のホットスポットに関しては是非実現してもらいたいものだ。
ちなみに、この市長、30代後半のイケメン政治家 (Google イメージ)としても有名だ。
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