Month: January 2004

なぜ? Warriors 7連敗

Jason Richardson scored 27 points and Brian Cardinal chipped in 18 for the Warriors, whose season-high losing streak reached seven games. Erick Dampier added 15 for Golden State, which capped a winless six-game road trip with its eighth straight loss away from home.
(7連敗になってしまった Warriors は Jason Richardson が 27点、Brian Cardinal が18点を決めた。 Eric Dampier は 今回の6 試合のロードを勝利なしで終え、アウェイでは8連敗中の Golden State に 15点を追加した。)

少し前の Orlando Magic との試合で今シーズン初のボロ負けを喫した Warriors 。その後、Lakers, Kings に連勝して大丈夫かと思ったが、この2勝で力尽きたのか、以降勝てずにとうとう7連敗。 内容も2年ぐらい前のチームに戻ったかのような実にひどい試合だった。

問題なのはオフェンス。 試合の途中でスイッチが切れたようにいきなりシュートが入らなくなる。 入らないので無理なプレイをする。 で、また入らない。 という悪循環。 その間、相手は得点を重ね、気付くと絶望的な状態。 正直、見てても何が悪いかわからない。 気の持ちようというか、誰か一人でも冷静にプレイして悪い流れを絶ち切ってくれれば大丈夫だと思うのだが…。 ただ、オフェンスは相変らずオープンオフェンス(各自オープンペースに動き、パスを回してディフェンスを崩す戦法)をとっているのが気になる。点は取れるかもしれないが、選手の調子に頼る部分が大きいため今のこういった状態で使うべき戦略ではないと思うし、個人的にも好きじゃない。

Eric Musselman カントクは選手寄りな雰囲気があってずっと好感をもっていたが、戦略、選手起用、タイムアウトのタイミング等、非難されても仕方ないようなことが続いている。 今年の選手たちはうまく動かせればもっと活躍できるはず。 久々のホームゲームとなる土曜日の Seattle 戦で久々の勝利を見せてくれることを期待したい。


Macworld Expo SF 2004 Keynote

今年も Macworld Expo SF の季節がやってきた。

Macworld Expo は毎回、Apple Computer の CEO であるSteve Jobs の基調講演(Keynote)で幕を明けるが、ここで彼がどんなすごい物を発表するかが注目される。
今年は初代 Macintosh が発表されて20周年という記念すべき年。 基調講演の最初でもそれを強調し、Jobs は「今年はMacの年。 ものすごい製品を発表していく。」との意気込みを語っていた。

昨年の iTunes Music Store に続き音楽づいている Apple は今回も発表で GarageBand という音楽編集ソフトを発表。 一般人には縁のないモノというのはJobsも言っていたがアメリカでは約半数の世帯でミュージシャンになりたかったというデータがあるんだそうだ。 簡単なインタフェース、リッチな機能でそういった人たちの興味を促すと言っていたが、本格的にやろうとすると Midi デバイスが必要なので一般の人には少し敷居が高いのではないだろうか。ただ、他のiPhoto, iDVD といったソフトを含めて $49 そして、Mac にバンドルとのことなので、ジワジワと浸透していくような気がする。 個人的には John Mayer(ジョンメイヤー)を呼んでデモしたことにちょっと感動。

そして、最後に iPod mini の紹介。 が、会場の反応がイマイチ。 だって値段が iPod に近づきすぎてる。 iPod に $300 ほど出すのはイヤだなぁと思う人が買ってなかったわけで、それが $250 になったとしてもたいして変わらない。噂では $100 でという話も出ていただけに、高くても $150 程度でないと値頃感はないのではないだろうか。

うーん。全体的にイマイチな発表だった。 最初に語った意気込みが今後どういった形になっていくか期待したい。

ところで、キーノート中に iTunes Music Store の日本版は今月末なんてぼそっと話してなかったっけ? 聞きちがい?


Fastrak (カリフォルニア州 ETC システム)

新年明けて2日。 Fastrak というこのあたりで使えるETCシステム用のトランスポンダー(発信器)が届いた。先月申し込みをしていたのでおよそ1ヶ月ほどで届いたことになる。

左の写真が受けとったトランスポンダー(発信機、クリックで拡大)。 手の平に乗る大きさで、両面テープ付き。 1台1台 IDが付いているので、それを電話を使ってアクティベートした後、自分で車のフロントガラスにくっつける。 (けど、うちではそんなに使わないので、使うときに窓の近くにもっていくことにした)

これを使う場所は、ゴールデンゲートブリッジといった橋の料金所。 うちの住んでいるあたりにはゴールデンゲートブリッジを含め4つほど大きな橋がある。 こちらの特徴としては、橋の料金所は1つの橋につき1つしかなく、行き、もしくは帰りに1回払えば、もう一方は無料という形になっている。 ま、1回で往復分払っているとも言えるが…。料金はゴールデンゲートブリッジで$5。他の橋は$2となっていて毎年のように値上げが噂される。 ちなみにこのあたりでは高速道路は無料なのでETCシステムは必要ない。

で、この橋の料金所。やっぱり交通が集中する朝晩に渋滞が発生する。 昔からあるのがカープールレーンと呼ばれるもので、車に2人以上乗っている場合は専用の車線を通ることができる。 夫婦で同じ会社に勤めてるとか、近所に同じ会社に勤めている人がいるような場合は、1台の車に乗り合って来ると早く行けるよというもの。そして混雑時はカープールレーンの車は橋の通行量が無料になるというおまけまで付いている。

それに加えて2年ほど前に登場したのが、この Fastrak というシステム。カリフォルニア州の交通省であるCalTransが主体となって提供しているが結構よくできている。利用したい人は申請書をWebサイトからダウンロードして郵送するだけでOK。 送信機はなんと無料レンタル。 ただし、通行料の支払いはクレジットカードや小切手を使った前払い方式(今のところ通行量割引きはない)のため、申請書にクレジットカード番号を書いたりする必要がある。

こんなに便利なのにもかかわらず、普及度はイマイチのようだ。朝のニュースで中継される交通情報ではカープールレーンやETCレーンだけガラガラな様子がいつも映される。 ウチの場合は週末やバスケを観に行くときぐらいにしか使わないので、何となく付けてみようかと思って申し込んでみたという感じだが通勤の場合は必須ではないのだろうか? 日本のETCシステムは決済額が大きいためお金をかけて安全にしているというが、通信機代が無料のFastrak ですらこんな普及率では、高額な日本のETCシステムが普及するのにはまだまだ時間がかかるのではないだろうか。


アメリカで見る紅白歌合戦

明けましておめでとうございます。

昨日は友人夫妻をうちに招き、味噌煮込みを食べながら紅白歌合戦を見て、年越しそばを食べながらゆく年くる年を見て、年が明けたらサンフランシスコで上げられた花火を(テレビで)見て過ごすという年越し。

そう。 このあたりではKTSFというサンフランシスコエリアのローカル放送局が毎年年末にNHKの紅白歌合戦とゆく年くる年を放送する。 よく紅白の放送の中でアナウンサーが「世界XXヶ国の人に御覧いただいています」と言っていたのを聞いたことがないだろうか? 子供のころアメリカ人も紅白見るんだろうか? スゲー。などと思っていたが、こうやってアメリカに住む日本人向けに放送されていたというわけだった。

このKTSF というチャンネルは日本、中国、韓国、インドといったアジア各国の放送を適当な時間に分けて放送している。 日本語放送は平日は朝6:30 – 7:30 (フジテレビニュース、クローズアップ現代)、 23:30 – 0:00 (NHKニュース)、土、日はそれぞれ 20:00 ぐらいから 0:00 まで、プロジェクトX, 大河ドラマ、HEY! HEY! HEY! といった歌番組等、いろいろ放送される。 もともと日本の番組に飢えていることもあり、番組のラインナップに不満をいいながらも噛りついて見ることが多い。

KTSF は今日も特別番組として日本の放送が行われていて、今週末にはレコード大賞も放送される。 少しズレてる気がしなくもないがのんびりした正月っぽい雰囲気を楽しもうかと思う。