例年以上に噂話で盛り上がった感のある Steve Jobs のキーノート(基調講演)が終わった。 昨日書いた、リーク情報はいくつか当たっていたけど構成も全然違うし、iPhone の日本展開の話も触れられずじまいだったね。 やっぱりガセだったか。
さて、今回のイチバンの目玉はやはり MacBook Air
最も薄いところで 4mm, 厚いところでも 2cm 以下、重さは約1.3kg と薄型、軽量と突き詰めたような作りになっている。 いやーほんと薄い。 ここまで薄いと逆に普段の使用で壊れないか心配してしまう。
薄さを追及した分、いくらか拡張性が犠牲になっているようだ。 対応しているポートは USBx1 と Micro DVIx1 とアナログのオーディオ出力のみ。 これだと、会社で使おうとしても Ethernet が使えなかったり、プロジェクタに繋げられなかったりと何かとメンドウ。 どちらもアダプタを購入すれば可能だけど、せっかく薄いMacBook Air でも使うのにアダプタをジャラジャラ付けなきゃいけないのもねー。
ま、そういった人には MacBook Pro (か MacBook) を使ってもらって、Apple が想定したワイヤレスインターネットのみでオッケー、USB周辺機器や外部モニターもあまり使用しない、とにかく軽量、薄型がいいという人に MacBook Air を使ってもらうという分け方になるのかな。
気になったのは、OSの再インストールやアップグレードの方法。 再インストールはHDのOSパーティションから起動すれば何とかなるかもしれないけど、Leopard の次バージョンのOSをインストールするときには Remote Disk じゃブートできないから無理そう。 OSのアップグレードには別売りの Super Drive が必須になってしまうんだろうか。
そうそう。 マルチタッチはなんか未来を感じるね。 Mac OS 上でサポートされたのなら、サードパーティとかがいろんなジェスチャーを開発するなんてこともできそう。 これで操作が一気にラクになったら Mac OS そのものの魅力も増すだろうし。
懸念事項としては、普段はマウス繋げるから使わないユーザが多いかもしれないぐらいかな。 はっ、Apple の次のターゲットはデスクトップユーザ向けの マルチタッチ+マウス なインプットデバイスかも。
自分の中でも大絶賛というわけでもなく、ダメダメというわけでもない MacBook Air 。 今年は木曜日に会場で見てくる予定。
2008年1月16日 at 3:00 AM
Appleのサイトにあるguided tourのビデオの中で、Mac OS X new versionのインストールもリモートディスクから可能といっていましたよ。HDDが空の状態からbootできるかどうかはわかりませんが 🙂
2008年1月16日 at 5:52 AM
おひさ。
いいねぇこの薄さ。
でも電池の容量も削ってるのかな?
これで電池の持ちも良かったらGOOD!
2008年1月16日 at 8:17 AM
あー、ガイドツアー見てませんでした。 確かに Remote Disk の最後に新バージョンのMac OS Xもインストールできるなんて言ってますね。 DVDの内容を一旦HDにコピーしてそこからブートするような機能が入ってるのかな。 会場で詳しく聞けたら聞いてきます。
電池はこれまでと変わらず5時間らしいね。 基調講演の映像では内部の半分以上が電池だった。それならもっと伸びても…と思うのは素人考えなんだろうか。 電池に関してはまだまだ改良の余地があるというか、改良してもらいたいところだね。