ITmediaニュース:Mozilla/Firefox、本当はどこまで伸びた?
昨年以来、Firefoxの勢いが高まっていることに疑問の余地はないとほとんどのWeb測定会社は話しているが、それがどの程度のものなのかは依然はっきりしていない。

今年のはじめにこのサイトに訪れる人のブラウザの種類を紹介してから、Firefox 1.0 の正式リリースや相も変わらないIE の脆弱性などがあり、ブラウザのシェア構成が変わってきてるらしい。 しかし、各調査会社の数字にバラつきがあるようなので、偽りのない事実ということでこのサイトの最近の数字を紹介。

最初のテーブルが約1年前の結果。 次のテーブルがここ1ヶ月ぐらいの結果だ。 前回と同じように、IEだけは細かくバージョンに分けたが、他のブラウザは全バージョンをまとめてカウントしている。

12/20/2003-1/5/2004 1/5/2004-1/17/2004
1 IE6.0 73.58% IE6.0 72.57%
2 IE5.0以前 7.69% IE5.0以前 6.99%
3 IE5.5 6.24% IE5.5 5.94%
4 Netscape 2.83% Safari 3.94%
5 Mozilla 2.49% Netscape 3.9%
6 Safari 2.41% Mozilla 3.23%
7 Opera 2.38% Opera 2.14%
11/08/2004-11/17/2004 11/17/2004-11/27/2004
1 IE6.0 72.49% IE6.0 68.07%
2 Mozilla 8.79% Mozilla 14.08%
3 IE5.0以前 4.57% IE5.0以前 4.29%
4 Safari 4.05% Netscape 4.8%
5 Netscape 3.85% Safari 4.02%
6 IE5.5 3.27% Opera 2.59%
7 Opera 2.46% IE5.5 1.87%

やはり Firefox 1.0 のリリース後、Mozilla のシェアがどんどん延びているのがわかる。 前回のIEトップ3独占に比べると大躍進。 全体の流れとしては調査結果と同じ感じで、Mozillaのシェアが10%を越え、その分IEのシェアが減ったと言えるだろう。

そして、 Netscape Navigator 4.0 も1.0%前後という根強い人気も相変わらずだった(笑)。

さて、来年はどうなっているだろうか。