NBA はしばらく前から NBA プレイオフをやっている。 プレイオフというのはシーズンの成績上位半分のチームがその年の一番を決めるためにトーナメントで戦うというモノ。 先に4勝した方が上に勝ち抜けることができ、ファーストラウンド、セカンドラウンド(カンファレンスセミファイナル)、カンファレンスファイナル、NBA ファイナル と16試合に勝たなければならない。
オレ的には Warriors がプレイオフに出られずシーズンが終わったところで興味が薄れていた。 それでも、たまにテレビで試合を見ることもあったけどファーストラウンドはスイープ(4連勝)のところも多く、見ていて「やっぱり」と思うような試合が多くつまらなかった。
ところが今行われているセカンドラウンドは戦っているチームの力が拮抗して、どこもいい試合を見せてくれる。 特に昨日行われた Detroit Pistons (デトロイト ピストンズ) vs New Jersey Nets (ニュージャージー ネッツ) 、 Los Angeles Lakers (ロサンジェルス レイカーズ) vs San Antonio Spurs (サン アントニオ スパーズ) の試合は、今後の行方が楽しみな結果となった。
どちらの試合も、まずはシーズン順位の上だった Detroit Pistons, San Antonio Spurs がそれぞれのホームコートで2勝、しかもこのままいってしまうのではないかというような圧勝だった。 しかし、New Jersey Nets, L.A. Lakers も黙っていない。 New Jersey, L.A. へ舞台を移しての2試合は Nets, Lakers が勝ち、対戦成績を2勝2敗のタイに戻した。
ホームコートアドバンテージという言葉の意味を再確認するかのようなこの展開。 もちろん、戦略といったモノも重要だとは思うが、それ以上に活躍すべき人が本来の力を発揮できるようにすること、それを後押しする観客の応援が重要なのだとあらためて知らされた。これぞスポーツ観戦の醍醐味。 日本でテレビ中継を観られる人はホームチームを応援する観客の様子も見て欲しい。
この2つの対戦は Lakers vs Spurs が木曜日、 Nets vs Pistons が金曜日に行われる。
2004年5月14日 at 9:19 AM
ラスト数秒の攻防
めずらしい1日2ポストになってしまうが、この話題は触れないわけにはいかない。 昨日行われた San Antonio Spurs vs Los Angeles Lakers のカンファレンスセミファイナル…