“かつて、オープン開発でPalmtop PCを作りあげようというプロジェクトがあった。そのPalmtop PCの名は Morphy One。しかし開発に着手して4年たってもまだ試作機すらまともに動いておらず、プロジェクトは2002年末から停止状態にあった。
HP200LX の開発中止後に生まれたこのプロジェクト。世界初のオープンハードウェアということで注目を浴びていたんだけど、結局は中止・法的整理に終わってしまった。
ソフトウェアと同じようなことができないイチバンの理由はコストだろう。アイデアとコンピュータと開発環境さえあれば誰でも始められるソフトウェアと違ってハードウェアは部品一つ一つにお金がかかる。アイデアが形になってきたところで”こんなんどうでしょう”と言って目に見えるものが出せるものと違って作るまでが大変。大変なのでこのプロジェクトをリードできる人が大事。
今回は残念ながら人が悪かったみたい。決してオープンハードウェアがダメだとは思いたくない。
Morphy One に関する詳しい経緯は “ MorphyOneの軌跡” や “MorphyWiki” にあります。
そういえば、家の HP200LX まだ眠ったままだ。完動品だと思いますが、手頃な価格なら欲しいひといます?
2003年4月4日 at 2:08 PM
稲波さんもHP200LX持ってるんですね。
僕も長年200LXユーザーで、家に2台(1台は予備)として持っています。さすがに3台目は要らないんですけどね。
ガク