大学時代。SKKという日本語入力システムに出逢った。
簡単に言ってしまえば、この方式はペンで文章を書く感覚に近い。
詳しくはこのサイトの記述を見てもらいたい。自分が言いたいことは全部書いてある。
ペンで文章を書くとき、「頭から」文章を書いていくはずだ。まず次の単語を漢字にするか平仮名にするか決めてから、文字を書く、あたりまえだ。 しかし、今のIMはそうなってない。まず音声イメージがあって、「どこを漢字にするか」は変換キーを押してから考えることになる。どっちがいいとは言えないだろうけど、「頭から」方式のIMがあってもいいじゃないか。それが、SKKだ(T-codeの存在も主張する人がいるだろうが)。
唯一の欠点が、上のサイトにも書いてあるとおり、入力方式が他の日本語入力システムと激しく違うところ。当時の自分は「こいつは便利だけど、ハマると他の入力システムで打てなくなる」と気づき、SKKを封印することにした。
つい最近、Windows 付属のIME の変換効率の悪さに不満があったので調べてみたら、このSKKいまや、Windows(SKKIME) でも Mac OS X (AquaSKK) でも使えるようになっている。普段自分が触れるどのシステムでもSKKが使えるのなら、もう封印を解いてもいいだろうということで、導入してみた。
たまんねぇ。 大学時代のあの経験がよみがえる。
Shiftキー、Controlキーを多用するため、人によっては小指がつりそうになるかもしれないが、このサイトの文章を書くぐらいなら問題無いと思う。 変換効率がグングン上がっていって、自分好みになっていくこともあるんだろうけど、”skkを普及したい” にも書いてあるように、思考の後戻りが無いことがいいんだろうなぁ。 あとは、家や会社のシステム間でユーザ辞書の共有が簡単にできればあとはカンペキだ。(ユーザ辞書はテキストファイルなんでコピーすれば一発なんだけど、もう一歩ラクにするような何かが欲しいんだよねぇ)
何となく今の日本語入力システムって違和感あるなぁ。と感じている人はダメモトで是非試してみて欲しい。全員に当てはまるとは思わないが、中には共感する人もいるかも。
2003年6月2日 at 4:22 PM
SKKネタ来ましたね。
辞書共有するなら、skkservをどっか(andoreで可能?)で走らせて、そいつを呼びに行くようにしてあげれば完璧です。ネットが速い昨今、現実的に可能かも。
publicなskkservってないのかなぁ?
ガク
2003年6月2日 at 9:02 PM
でも、今のままでは Firewall が通らない。ってのが大きな問題でしょうか。確か UDPとか使ってるんだよねぇ。一般的な話になっちゃうけど、このポートの設定がもうすこし柔軟になるといいんだけどなぁ。
ちなみに skkserv を andore で走らせるのはホスティングの契約上無理っぽい。