シリコンバレーで家を買う1 – きっかけ

前回のエントリからあっと言う間に1ヶ月。 早いなぁ。 実はこの間に家(といっても Townhouse ですが) を買って、引越しをしてました。

もちろん、アメリカに来て初めて家を買ったんだけど、こういった情報は特に日本語ではなかなかなかった。 ということはこのブログの出番なんじゃないかと(笑)。

まだ、新しい生活の中にブログを書くという時間がなかなか見つけられないんだけど、これから数回に渡って、我が家の購入体験記を書いていこうかと思っている。

今回は、まずウチが家を買うことになったきっかけについて。

しばらく前まではシリコンバレーで家を買ったら数年後にはウハウハ。なんて言われていたが、サブプライム問題の発覚後はさすがにこのあたりの不動産も値が下がっていて、今後もどうなるかわからないでいる。

そんな中ウチが家を買おうと思ったのは、子どもが産まれてこれまでのアパートは洗濯がアパート内のコインランドリーで不便だったり(ウチのアパートに限らず、アメリカのアパートは今でもコインランドリー式が多い)、駐車場がちょっと離れていたり、とても暑くなるときがあったり(笑)と気になることが増えてきたのがきっかけだった。

これだけならコンドミニアム(日本のマンションと同じもの)や一軒家を借りても解消されるのだが、前に住んでいたアパートは子どもが産まれる直前に売却され、新オーナーが家賃を40%もアップしてくるということがあった。 半ば退去勧告みたいなものだったが、動くに動けなかったため渋々了承。 この一件で借りる側の立場の弱さを感じ、次に住むところは何とか買えないかと思いはじめたのだった。

ウチの場合はちょっと感情的なところもあったが、家を買うほうが得か、借りつづけるほうが得かというのはよくある問題で、NY Times には計算アプリケーション(要 無料会員登録) というのも載っている。 ただ、これにしてもローンや預金の利率や景気などいろんな要因で変わってくるので最後は当人たちの気持ち次第になるんじゃないかな。ウチも買ったのが本当に正解かどうかは未だにわからないし、たぶんずっとわからないと思う。

そんなわけで、次回から購入までの大きな流れとウチの体験談を書いてきます。


2 Comments

  1. > 最後は当人たちの気持ち次第になるんじゃないかな。ウチも買ったのが本当に正解かどうかは未だにわからないし、たぶんずっとわからないと思う。

    確かに。

    もろもろパラメータはあるんだけどそこそこ実現可能であることがわかったとして
    その後は、どんなライフスタイルにしたいか本人たちの判断だろうねぇ。
    金銭面と気持ちを並べて比較できない以上しかたないな思ってます。

  2. リアルターの人に家を買うかどうか決めるのは「しばらくそこに住みたいと思うか」という質問に Yes と答えられるかが第一歩だと言われたのが今でも記憶に残ってます。 まぁお金も重要ではあるけど、あまりふりまわされないようにしないとね。

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