日本のキユーピーマヨネーズが売れている。欧米のマヨネーズと違い、「どんな料理にも使える」というのが受けているようで、米国アマゾンの場合、レビューはほとんど満点、海外の有名食品メーカーを抑え、マヨネーズ部門売り上げ1位となっている。
amazon.com でキューピーのマヨネーズが売れてるのだとか。 残念ながら現時点では amazon.com のマヨネーズランキング では7位になってしまっているが、この動きはほんとうれしい。
アメリカのマヨネーズ。ほんとスッカスカで味がない。J-CAST の記事ではキューピーの人の話として「アメリカのマヨネーズは全卵を使ってるので淡泊」と書かれているがまさにその通り。
アメリカのマヨネーズの使われ方の多くはサンドイッチじゃないかな。しかも、チューブから出して使うというよりビンなどからバターナイフとかでパンに塗りつけたり、マスタードとかと合わせて使われる。 感覚的にはマーガリンと同じような位置付けに思う。
あとはドレッシングやディップ、ソースなんかを作るのに混ぜて使われるけど、もうアメリカのマヨネーズの存在そのものが単体で使うというより、他のと混ぜるの前提になってる気がする。
そんなわけで、キューピーマヨネーズが提供する「これだけで味が増す、食べられる」というマヨネーズ像はアメリカ人にしてみると目から鱗なんじゃないかな。
これを機に浸透してくれるとうれしいけど、アメリカにはローファット(低脂肪)=健康という信仰があってキューピーのマヨネーズはメジャーになってきたらライバル会社から「このマヨネーズは高脂肪で高カロリーだ」と非難されそうだな…。
あと、アメリカに無い調味料と言えばブルドックソースとかの「ソース」。 たしかにソースの一番の活躍どころがトンカツやコロッケというアメリカではまだ一般的じゃない料理だけど、それ以外にもアメリカのマヨネーズのようにいろんなソースに混ぜて使えると思うんだけどなぁ。
そうそう、妻はハインツのデミグラスソースがないと言っていた。ハインツ、アメリカの会社なのに…。
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