Month: January 2008

明日からの Macworld Expo 2008 基調講演の草稿が Wikipedia に流出?

Announcements: Do You Really Think the Macworld Keynote’s Leaked on Wikipedia?

Seriously? We weren’t going to post anything on this, but lots of sites seem to be picking it up. Do you really think that Steve Jobs would let his keynote be leaked, and on Wikipedia of all places?

(マジ? こういった情報は掲載しないようにしていたけど、他のサイトが取りあげてるようなので。 Steve Jobs が基調講演の情報を よりによって Wikipedia に リークさせるようなことすると思う?)

CESも終わり、今度は Macworld Expo 。 サンフランシスコの明日の午前中に Steve Jobs の基調講演(キーノート) が行われる予定だが、なんと、Wikipedia にその基調講演で話す内容の大まかなリスト(草稿)と名乗る情報が書きこまれた。

もちろん、信憑性に問題があるため現在は削除されているが、書かれている内容は意外に細かなところまで触れられていて、そのまま見過ごすにはちょっと惜しい。 例えば

  • iPhone の日本展開について
  • iPhone/iPod touch の公開方法
  • 新型 Mac について
  • One More Thing…

なんて話が結構細かく触れられている。 もしものことを考えて、ここでは詳しく触れないが読みたい人は、上の Gizmodo へのリンクか、Wikipedia のヒストリで全文を読むことができる。

まぁ 99.9% ガセなのだが、読みすすめていくと本物っぽい気がしてくるから不思議だ。

既に会場に公開されている “There’s something in the air” バナーに関する内容が一切ないことと、確実視されてる Movie Rental に関する項目がないのがガセ度をアップさせている。 いつごろの草稿(ドラフト)なのかわからないので、不確定なことは触れていないだけなのかな。

何が発表されるのかはもちろん、このリーク情報がどれだけ正しかったかチェックするのも楽しみだ。


Panasonic の白物家電

松下電器がPanasonicに社名変更、”ナショナル” ブランドも廃止というニュースを聞いて、家電、特に白物家電が Panasonic って違和感あるなぁ。
なんて思ったんだけど、ウチの電子レンジは
panasonic.jpg
もう7年も前からPanasonic 製だった…。
同時期に買った 掃除器も Panasonic製だった。
ま、多少名前が変わってもすぐ慣れちゃうもんですよ(笑)。
おまけ:
白物家電という言葉ってあんまり馴染みない? (もしかして業界用語?) 炊事、掃除、洗濯に使う家電の総称みたいなモンです。 昔は冷蔵庫とか白色が一般だったのでこんな通り名が付いたのだった。


SlingCatcher 発表

年明け早々にラスベガスで開かれる CES (Consumer Electronics Show)が今年もはじまった。 いろんな新製品の発表がされたが、オレが気になったのは SlingCatcher というデバイス。 日本にも進出した SlingMedia 社の製品だ。

slingcatcher.jpg
Webサイトにも専用のページができた。

SlingMedia 社の主力製品は SlingBox という自宅のテレビの映像と音声をインターネットを介して、好きな場所で見られるようにする製品。 SONYのロケフリと同じようなモノと言ったほうがわかりやすいかも。 このブログでも発売時に取りあげた

日本に SlingBox を置いておけば、アメリカからでも日本のテレビ番組が見られる。 もちろん逆のことも可。 そんなシステムを作ってみたいなぁなんて思っているのだけど、ネックだったのが SlingBox の映像を見るにはPCか3Gケータイが必要だったこと。 テレビの映像はテレビで見たい!

SlingCatcher はそんな要望に応える製品。 SlingCatcher はコンセプトモデルが昨年のCESでも公開され、製品の発売が待たれていたのだけど、発売延期が続き1年が過ぎてしまっていた。

その分、製品版 SlingCather にはPCの映像をプロジェクタのようにテレビに写したり、PC内の動画ファイルを SlingCatcher にコピーして再生するといった Apple TV に近い機能も追加されることになった。

SONYもロケフリのラインナップに同じようなデバイスを追加していたが販売終了になっている。 SlingBox の映像を再生するだけでは活躍する場が限られるので、メディアプレーヤーとしての使えるようにするのはいいアイデアじゃないかな。

気になる値段は $250 (約27,000円)。 2008年のQ2 (4月-6月) に発売らしい。 今度はウェブサイトも用意されているのでそんなに遅れることはないだろう。

SlingBox は $150 ぐらいなので送信、受信合わせて $400 。 あ、あと日本にハードディスクレコーダーを買ったら全部で10万円ぐらいはかかるか…。 う、価格面からすれば、こっちで日本のビデオ借りたほうが圧倒的に安上がりだな。 マイナーな番組を観たいとか、リアルタイム性を重視するかというところが決め手になるかな。

オレの野望はさておき、既に SlingBox をお使いの皆さんにはいい製品だと思う。


明けましておめでとうの音楽は 「蛍の光」

明けましておめでとうございます。 毎年、毎年もうネタ切れだと思いながらもダラダラ続くアメがんを今年もよろしくお願いします。

書いてる本人も、新しくアメリカに来た人が書くフレッシュな内容はもう書けないなぁなんていつも思うのですが、逆にそういったブログでは取りあげられないような一味違った情報を提供していけたらと割り切っていこうかと思ってます。

さて、今回は明けましておめでとう (Happy New Year) の音楽。

新年をそんなに祝うわけではないアメリカでも、12/31から1/1に変わるタイミングでのカウントダウンイベントはいろんなところで行われる。 イベントではカウントダウンがゼロになって1/1を迎えると Happy New Year という声とともによく歌われるのがなんと…

蛍の光

日本でも紅白歌合戦の最後に蛍の光が歌われるけど、どちらかというと「新年おめでとう」というより去りゆく年を惜しむといった感じで歌われているが、アメリカをはじめ英語圏の国では、明けたあとに「新年おめでとう」という感じで歌われるのだった。

そもそも蛍の光はもともとスコットランドの民謡で、 世界的にはスコットランド語の “Auld Lang Syne” という名前で知られている。 この曲名を直訳すると “Old Long Since” という意味で、 旧友との再会を祝すといった歌詞になっている。 蛍の光の歌詞は、後に日本で勝手に付けられたらしい。 新年が明けたところで歌うのもスコットランドの伝統から来ているらしい。

「おめでとー、ワァー」という中、おとなしめの蛍の光のメロディーが流れるのは日本育ちのオレにはやっぱ違和感を感じるんだけど、これがアメリカというか世界のある種の伝統らしい。

YouTube にはカウントダウン用の映像がアップされていて、Auld Lang Syne が入っているのも結構ある。 たとえばこんな感じ。


めんどくさい人は1:00ぐらいのところから再生してみて