もう一つ、新年にちなんだ話題を。
今年、2010年を英語で呼ぶとどうなるか。
たぶん多くのアメリカの人は “two thousand ten” と呼ぶと思う。オレもこの呼び方がしっくりくる。
というのも、2000年を two thousand と呼んで以来、2001年は two thousand (and) one となり 2009年を two thousand (and) nine とずっと two thousand ホニャララ と呼んでいるからだ。
ところがそれ以前では、たとえば 1985年は nineteen eighty five と 19 と 85 に分けて呼んでいたし、日本の英語の授業でもそう教えられた覚えがある。 (今、どう教えてるんだろう?)
じゃあ 2000年は twenty hundred とか、twenty oh oh (oh は zero の略称) と呼ぶのが文法的に正しいんじゃね? という声がここへ来て大きくなってきた。
というのも、2009年まではそのまま呼ぶと twenty nine で 29 と間違えてしまう。 twenty oh nine と呼ぶと何かひびきが悪く聞こえる。 2010年 で twenty ten となってようやく言いやすさが出てくるからだ。(それでも、オレはまだ違和感あるけど)
昨年末あたりからどっち? という論争がおこなわれているが、実のところまだ結論が出ていない。まだ今のところ two thousand ホニャララ派が優勢のようだが、今年のバンクーバーオリンピック は “the twenty-ten Olympics” と呼ぶのを公式にするなど、英語本来の呼び方になっていきそうな気配だ。
まぁ、放っておいても 2100年になったら twenty one ホニャララになるだろうけどね。
参考:
Techcrunch – “2010″の英語の正しい読み方はこうだ–年が明けるまでにおぼえてね
How Do You Say 2010? : NPR
Wikipedia: 2010s – Pronunciation debate
中でも NPR の記事はいろんな人にどう読むかインタビューし、その人なりの意見が聞けてなかなか面白い。 ある人は 2001: A Space Odyssey (2001年宇宙の旅) の小説、映画の 2001 を two thousand one と呼ばれていたのでそれに慣れたんじゃね? なんて説を言っていた。
2010年1月8日 at 12:42 AM
ども。
先日ホノルルで映画「2012」の呼び方が分からなかったのでチケット売りのお姉さんに聞いたら twenty twelve って言ってました。 two thousand twelve もアリなのかな。映画の告知では何て言ってるんでしょうね。
2010年1月8日 at 7:58 AM
YouTube にある映画の CM では最後に Two thousand twelve って言ってますね。 Official なものみたいなので制作側はこう読ませたいんでしょうね。 でも、twenty twelve という人もそれなりにいそうな気がします。
http://www.youtube.com/watch?v=_WOAy-oyGLg