第4クォーターが同点で終わり、迎えた オーバータイム(延長) ラスト4.9秒。
Warriors は 117-115 の2点ビハインド。 次のプレイでシュートを决められなければ負けてしまうという窮地に追いこまれていた。 観客たちは座席から立ちラストプレイを見守る。
右ウイングへ走り込むリチャードソンにピトルスがスローイン。 ボールを受けとったリチャードソンに 敵チームの マイケル レッドのディフェンスが迫る。 早くシュートをしようと焦るリチャードソンはなかなかディフェンスをふりきれない。
残り2秒。
リチャードソンはターンアラウンドから3ポイントシュートを目指すが、近くにいたフィッシャーがフリーなのを見てパスに切り換える。 パスを受けとったフィッシャーはそのまま迷いなくシュート。 その位置は3ポイントレーンの外だった。
観客、選手たちは弧を描いて飛んでいくボールを息を飲んで見まもり…….。
ボールはリングの中へ。
3ポイント。
そして、試合終了のブザー。
117-118で Warriors の逆転勝利。
アリーナが地響きをたてるかのように盛り上がる。 選手たちはフィッシャーの周りになだれこむように集まり、観客たちは劇的な幕切れに大興奮。 シャウトする客、誰かれかまわずハイタッチで喜ぶ客、緊張感がとけてホッとしている客…。
ほんの少し前の、ボールの行方を見守る一瞬の緊張感と、ボールが入ったあとの解放感と達成感のギャップ、この爆発的な瞬間を体験するとバスケ観戦はやめられない。


最近のコメント