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アメリカのホウレンソウがヤバイ

MercuryNews.com | 09/19/2006 | Farm water is suspected in outbreak
As spinach consumers continued reporting more E. coli sickness on Monday, government investigators expanded their hunt for the cause beyond processors to Salinas Valley farms where E. coli has been found previously. Government and other experts said water on the farms could be a likely culprit, though that has not been proved.
(月曜日、消費者からの E. coli 感染のレポートが続き、政府の調査員はE.coli が以前発見されたサリナスバレー農場以外にも調査を広げた。 政府や専門家はまだ証明されていないが、農場の水が原因の可能性があると語った)

日本でも報道されていると思うけど、アメリカではホウレンソウに E. Coli (大腸菌) O-157 が発見され、今日の時点で感染者100人以上、死者も1人出る大変なことになっている。

10年ほど前の日本のカイワレの騒動に近い感じで、先週に始めて報道されたときは、何だかホウレンソウがヤバイみたいだからとにかくホウレンソウは捨てろというような警告のようなニュースも流れたりして混乱していた。 スーパーの店頭やレストランのメニューからもホウレンソウが消えているらしい。

アメリカに来てびっくりしたことの1つは、ホウレンソウは調理して食べるより生のままサラダやサンドイッチに入れて食べることの方が多いということ。 よく使われるのは Baby Spinach と呼ばれる灰汁(あく)の少なめのモノなんだけど、初めてのときはホウレンソウって生のまま食べられるんだと驚いた。

O-157 は加熱で死滅するのはご存知の通り。 日本ではホウレンソウでそんなに問題にはならなかったかもしれないけど、生食が多いアメリカでは今回のような大きな事件へと発展してしまったようだ。

今日のニュースで農場の水が感染源かもという話が出ていた、難しいとは思うが早く原因をつきとめて欲しい。 はっきりするまで、オレもサラダに気をつけないと。


Wii 発表、リージョンロックは?

Nintendo に次世代ゲーム機 Wii が発表された。 アメリカでは日本よりも半月ほど早く 11月19日発売。 値段は $250 で コントローラと Wii Sports ソフトが同梱される。

アメリカは11月~12月は消費が活発な時期。 特にアフターサンクスギビングと呼ばれるサンクスギビング (11月の第4木曜日)の翌日はアメリカ中大セールが開催され、もうそりゃ大騒ぎ(昨年の様子はコチラ)。 Nintendo もこれは逃せないということで、アメリカの発売を日本より早くしたようだ。

ちょっと変わったコントローラで新しいゲーム体験ができそうな Wii はオレも買いたいと思っているが、1つ残念な話が。 Wii はこれまでの据置き型ゲーム機と同じようにリージョンロックがかかるらしい。 つまり、アメリカで買った本体はアメリカのゲームだけ、日本で買った本体は日本のゲームだけしかプレイできない。

リージョンロックに関しては、たぶん、イギリスやヨーロッパの人たちが中心なんだと思うけど英語圏のニュースでも話題になっていて一騒動があった。

まず、Wii の発表直後の Wired の記事(Blog)で Nitendo of America (NOA) の VP (副社長) である Perrin Kaplan (ペリン カプラン)氏がリージョンロックはないと語ったという記事が書かれたことがきっかけで、Wii はリージョンフリーというニュースが各所に流れた。

Game|Life
Will the Wii be region-free? Yes. Like the Nintendo DS, the Wii will be able to play games from other regions, such as Japan, without any restriction. Kaplan implied there might be a region lock that publishers would be able to flip on, but it doesn’t sound like the first-party titles from Nintendo will be restricted.
Wii はリージョンフリーになるの? なる。 Nintendo DS のように Wii は日本のような他の地域のゲームでも何の制限もなくプレイできるようになるだろう。 Kaplan はサードパーティがリージョンロックをかけられるかもしれない可能性は暗に示したが、ファーストパーティである Nintendo のゲームが制限されるようには聞こえなかった。

ところが、追って イギリスの Nintendo の David Yarnton 氏から否定したというニュースが流れ、喜びから一転残念ムードへ。

IGN: Wii Titles Region-Encoded
Wii games will not be region-free according to Nintendo UK’s General Manager David Yarnton. Speaking exclusively with IGN at Nintendo’s European Wii press event in London, Yarnton confirmed that Wii games and online content will be region-encoded, meaning European gamers won’t be able to play titles from the US and Japan and vice-versa.
(Nintendo UK のゼネラルマネージャの David Yarnton (デイビッド ヤーントン)氏によると Wii ゲームはリージョンフリーにはならない。 ロンドンで行われた Nintendo の ヨーロッパの Wii プレスイベントにおいて、IGNの独占情報によると Yarnton 氏は Wii ゲームとオンラインコンテンツはリージョンエンコードされることを確認した。 つまりヨーロッパのゲーマーはアメリカや日本のゲームはできないし、またその逆もできない)

これまでのところ Wii はリージョンフリーではないというのが仕様のようだ。 Nintendo of America の Perrin 氏は7月のインタビューでも DS がリージョンフリーでいい感じだったので Wii もリージョンフリーにしたいと言っていた(Link)だけにほんと残念。
Wiiチャンネルやバーチャルコンソールなどの絡みもあってのことだろうか。 日本ではWii発売時にドラクエが出るんだっけ? いいなぁ。 PS2と同じように2台買おうか。 Modチップみたいなのが出るのを期待するか。 うーん。 悩む。


amegan.com 始動

気づいた方もいるかもしれないけど、このブログのURLが変わった。

新しいURL は

http://amegan.com/blog/

です。

古い URL にアクセスしても自動的に新しいところへフォワードされるはずなので特に作業はいらないけど、気になる人はブラウザのブックマークとかアップデートしてください。 お手数おかけして申し分けありません。

Bloglines や Livedoor Reader などの RSSリーダ を使っている人は自動的にアップデートされるているはず。

そんなわけで、URL以外特に変わったわけではないけどこれからも amegan.com をよろしくお願いします。

今回の移行に関する設定は続きをどうぞ。

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どのソフトがWindowsを遅くする?

TPCSv8 – Articles – What Slows Windows Down?
Any computer user that’s owned and installed software onto their computer knows that the more you install, the slower the beast runs. Most also know that it’s not just quantity and that what you install plays a large factor in how slowly your computer runs.
(どのソフトウェアを所有し、インストールしているどのコンピュータユーザもたくさんインストールすると遅くなることを知っている。 そして、ほとんどの人がソフトの数が遅くさせる大きな要素でないことも知っている)

Windows を使っている人は経験的に感じている、Windows を長い間使っていると遅くなる、ソフトをインストールすると遅くなる、といった現象。 最初のは 「Windows だから」 という明確な理由(笑) があるが、2つ目がソフトによって違ったり、1つ2つでは違いに気付かず気付いたころにはどれがものすごく遅くなった原因だかわからなくなったりする。

そんな疑問に、Virtual PC を使って Windows XP SP2 の環境を作り、そこにソフトをインストールする前と後で再起動にかかる時間がどれぐらい違うか調べてくれた人がいた。
ワースト10の結果はこちら。

ソフト名 遅くなり具合(%)
Norton Internet Security 2006 57.78%
1000 Fonts 40.00%
Kaspersky Internet Security 6.0.0.303 14.22%
Yahoo Instant Messenger 8.0 14.22%
AOL Instant Messenger 1.5 Preview 13.78%
McAfee SecurityCentre 11.56%
Kazaa 3 (+included crapware) 11.56%
Trillian 3.1 Basic 11.11%
VMWare Workstation5.5.1-19 11.11%
Microsoft Visual Studio2005 Pro. 10.22%

何よりも Norton Internet Security の遅くなり具合が目を引く。 Norton Internet Security 以外にも、Internet Security 系のソフトが上位に入っているのでアンチウイルス、ファイアウォールといったソフトは大きく影響するようだ。

次に目立つのが IM系のソフト。 何となく、遅くなるなぁとは思っていたがやはりそうだったか。 一番遅いと思った MSN Messenger より AIM や Yahoo! Messenger の方が遅いという結果はちょっと意外。 オレが使っている Gaim はIM系ソフトの中でも一番遅くなり具合の少なかった。 この点からしてもGaim おすすめです。

この結果でちょっと気になるのは測定方法が再起動にかかる時間だということ。

ソフトによっては起動や実行時の動作を軽快にするために、Windows起動時にプログラムをメモリ内に読み込ませたりするようなテクニックを使うこともある。なので、起動を遅くするから全てが悪いプログラムと言ってしまうのはちょっと言いすぎかもしれない。 ただ、 Norton Internet Security は絶対改良の余地があるはず。 Symantec もちゃんと作らないとユーザ離れが進むぞ。


ヌマヌマ、ニューヌマ

1年ぐらい前に日本でも流行した「マイアヒ」。
同じような現象はアメリカも含む世界中のいろんなところで発生した。
アメリカの「マイアヒ」現象のきっかけとなったのが、New Jersey に住む Gary Brolsma (ゲイリー ブローズマ) という青年が作ったこのビデオ。

日本ではマイアヒだったこの歌の代名詞はアメリカでは Numa Numa (ヌマヌマ、なぜこの単語が歌詞からピックアップされたのかは不明) 。 ビデオもヌマヌマビデオと言われて広まっていった。

と、ここまでは前フリで、この Gary Brolsma クンが新しい Numa Numa (ヌマヌマ) なビデオを作って先ほど新しいサイトで公開し、一部で話題になっている。 そのビデオは New Numa (ニュー ヌマ) と呼ばれ サイトのURLも NewNuma.com (ストレートすぎ…)。

今度は曲はロシア語。 ビデオも Webcam を使った1発録りだった前回のものと比べると手がかかっている。 ただ、期待度も上がってしまい結果的に面白さはダウンな気が。マイアヒに比べて曲が単調だからか? 楽しみ方が日本でのマイアヒのように空耳具合を楽しむという感じではないので、オレが面白さを理解できていないだけか?。

この New Numa のサイトでは ビデオ作成コンテスト を開催。 1位 $25,000 (約 285万円) 、総額 $45,000 (約 500万円) という結構な賞金が出る。 別に実写じゃなきゃいけないとか書いてないから、日本からは Flash 職人から参戦というのもいいのではないだろうか。 (ただ、日本語以外で作らないとわかってもらえないと思うけど)
というわけで、これが New Numa 。 第2のマイアヒになるか?


Spammap – スパムメールはどこから来るの?

もうイヤんなるぐらい送られてくるスパムメール。

オレのところにも英語のモノ、日本語のモノ、まれにそれ意外の言語のものも合わせて1日30-40通ぐらい届き、しばらく前から Gmail をスパムフィルタがわりに使って何とかしのいでいる。 でも、こいつらどこから送られてくるんだろうと思っていた。

じゃあ、それを追いかけて Google Map 上に表示してやれば面白いんじゃないかと思って作ってみたのが Spammap (スパムマップ)。 オレのところに届いたスパムメールのうち、最新のおよそ100通の発信元を表示している。 スパムメール情報の更新は1日1回。

shot.jpg

正直、何の役にも立たないんだけど見ていると何だか楽しい。

意外に世界中のいろんなところから分散して送られているなぁとか、

日本から英語のスパムメールが、

そして中国から日本語のスパムメールが来ているというように、

やっぱこういうのは自分の国以外から出したいモノなんだろうか(笑)とか勝手なこと思ったり。

まだバグもあると思うのでサーバの位置が間違っているかもしれないけど、よろしかったら見てやってください。

技術的な話は続きをどうぞ。

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2006 FIBA 世界選手権 – USAチームは銅メダル

決勝トーナメントに進んだUSAチームは、オーストラリア戦に完勝。 続くドイツ戦は後半ふりきって勝利と勝ち進んでいたが、その後の準決勝 ギリシャ戦で敗退してしまった。

ドイツ戦で、アウトサイドのシュートが全然入らなくなり苦戦したのはわかったのだが、その時は以前に書いたスチールからの速攻でリズムを作り何とか勝利できた。 ギリシャ戦でも外からのシュートが入らない。 おまけにフリースローまでも入らなくなるというより悪い状態へ。

そしてギリシャオフェンスはハイポストからの Pick and Roll で簡単に点を重ねてディフェンスがズタズタになってしまった。 アメリカ相手に余計なパスまわしはいらず、スペースのあるところからの Pick and Roll でミスマッチを作ったりフリーを作ることで簡単にディフェンスが崩せることに気付いたギリシャのカントクはすごい。 やはり国際ルールではゾーンディフェンスも使わないと止められないか…。

決勝はアメリカを破ったギリシャと一昨年のオリンピックの覇者アルゼンチンを破ったスペインの対決(前年ながら3位決定戦は見られれなかった)。 スペインは NBA で活躍する Pau Gasol が骨折により欠場ということもあり、下馬評ではギリシャ優勢だったが、試合が始まってみるとそのギリシャを圧倒するスペインがいた。

ディフェンス面ではゾーンディフェンスを中心に、アメリカ以上にアグレッシブ、しかし穴が見えないぐらい上手いディフェンスを見せ、、身長差を生かしたインサイドはブロック、リバウンドに大活躍。そして、速いドリブルペネトレイトで相手を崩しそこから自在にパスを繰り出し、外から中から决めてくるオフェンス。 世界一にふさわしいチームだった。 もし、USAがギリシャを破っていたとしても、スペインには絶対勝てなかったと思う。

ESPN の中継でも言っていたが、アメリカはもっと世界バスケに注目してもいいと思う。 ルールが違うとはいえ、アメリカが弱くなったんじゃなくて世界のバスケレベルが確実に上がっている。 バスケそのものの繁栄のためには、サッカーのワールドカップと同じように、世界選手権をターゲットにアメリカが一番だと言えるようなチーム作りが必要なんじゃないだろうか。


勝手に思う Google Wifi の狙い

googlewifiap.jpg

Google が Mountain View 市内に無料の Wifi アクセスポイントを公開したという発表があったので、Mountain View に住む友人を頼りにどんなモノか試してみた。 アクセスポイントはたいてい上の写真のように街頭に置かれている。 そう思って Mountain View 市を車で走ってみると同じようなデバイスが結構見つかった。

肝心のシグナル強度は、アクセスポイントから道路をはさんで反対側(およそ5mぐらいの距離?)で左の写真のように 57% でおよそ40Mbps。 しかし、そこから20m離れた家の中では右の写真のようにほとんど受信できなかった(玄関の前までは繋がった)。


(写真左) 外での受信状況 (写真右) 家の中での受信状況

Google Wifi の FAQ でも、このサービスはアウトドア用で、家の中で使うためには中継器を買って設置する必要があると書いてあるので、Google 的にもこれが予定通りの動作なのだろう。 (リンク)

なんだか中途半端なことするなぁと思っていたが、別のサイトでPDA携帯を使って接続した様子が公開されていて、Google の真意はこっちにあるんじゃないかと気がついた。 日本の W-ZERO3 以上に アメリカでも Treo や Blackberry を始めとしたPDA ケータイというのが流行ってきている。 Wifi 機能はまだ一部だけだが、そのデバイスを持っている人は Mountain View にいる間は Google Wifi を使って接続、メールをチェックしたり、レストランや店などを検索してくれれば Google も広告を表示するチャンスができる。そのようなデータを取るのにいい実験になると同時に、今後の利用動向も一早く知ることができる。

たとえそれがうまくいかなくても、Mountain View 市に多く住む(と思われる)社員のために何らかの助けになればいいし、別に大化けする方法が見つかるかもしれない。 そういったいろんな意味を含んだのが Google Wifi のサービスなんじゃないだろうか。 ま、考えすぎな気もするが、今後の San Francisco のWiFi サービスと合わせて行く末が気になるサービスだ。 うちの近くでも是非やって欲しいなぁ。


Mike Montgomery カントク解任

WARRIORS: Warriors and Head Coach Mike Montgomery Mutually Agree To Part Ways
The Golden State Warriors and Head Coach Mike Montgomery have mutually agreed to part ways, it was announced today by Executive Vice President of Basketball Operations Chris Mullin.
(ゴールデンステートウォーリアーズとマイクモンゴメリーはお互いに別の道をすすむことに合意した。 とバスケットボール部門の責任者クリスマリンは発表した)

18年間コーチを勤めた Stanford 大学バスケチームから一昨年、NBAの世界にやってきた Mike Montgomery カントク。 Stanford 大での素晴しい活躍から Warriors の立て直しが期待されたが、この2シーズンの成績が 68勝96敗 と大きく負け越し。 今オフの動向が注目されていたが、どうやら解任となったようだ。

同じバスケットボールでもプロとアマという違いから、大学リーグからNBAへ始めてやってきたカントクは失敗するという通説があり、例に漏れず Mike Montgomery カントクも解任で終わってしまった。 オレが見ていても疑問の残る選手起用やチームの目指す方向がはっきりしていなかったりと問題があったため解任は仕方ないかなという感じだ。

後任と噂されているのが、何と Don Nelson (ドン ネルソン)。 一昨年まで Dallas Mavericks でカントクを勤めていたが、体調不良などを理由にシーズン途中で勇退という状態だったのでちょっと驚きだ。

この Don Nelson カントクは歴代2位の勝利数の記録を持つカントクで、 1988-1995 まで Warriors のカントクだったこともある。 実績もあり、また Warriors が前回(12年前)にプレイオフに進出した時のカントクだったこともあり、夢よもう一度と期待も大きい。 ただ、前回のカントクを辞めた原因がチームの選手やフロントとケンカしたからという話なのがちょっと心配だ。

Warriors は明日 8/30(水) に Press Conference を開くと発表していて、その時に具体的な発表がされるようだ。

たしかDon Nelson はオフェンス中心、しかもアップテンポのカントクで、ディフェンスがあまり得意じゃないWarriors の選手たちには合いそう。 また、この攻撃スタイルは Baron Davis との相性も良さそうだ。 残念ながら今オフはいい選手の補強ができなかった Warriors だが、適材適所、そして選手たちに的確な指示を与えることでまだまだいいチームになると思う。 ちょっとは来シーズンが楽しみになってきた。


2006 FIBA 世界選手権 – USAチーム 決勝トーナメント進出

若手中心のチーム作りでどうなるかちょっと心配だったUSAバスケットボールチーム。 予選ラウンドは5戦全勝という好成績で通過でき、本日まもなく決勝トーナメントでオーストラリアと対戦する。

今回のチームは見ていて安心していられる。 攻撃面では、チーム内でボールがよくまわり、ペネトレイト以外の攻撃オプションが生きているし、ディフェンス面では相手を積極的にマークし、スチールからの速攻でペースを握る。 これまでのチームとは一味違うといった感じだ。

優勝できるかどうかは、このディフェンススタイルがどこまで通用するかだろうか。

相手オフェンスへのプレッシャーが増えることで、カバーリングの穴を抜かれて相手にゴール下にもぐられて得点ということが多くなる。 USAチームと対戦したチームの得点が多いのはこれが1つの大きな理由。

また、相手チームの多くがゾーンディフェンスをしてくる国際ルールでは、どうしても外からのシュートが多くなりこれを外すと、これまでのUSAチームのようにリズムが悪くなり泥沼にはまることがある。 スチールからの速攻でトランジッションゲームに持ち込むというのはUSAチームのオフェンス面での弱点をカバーする上でも重要だったりする。

従って、相手がうまいドリブルやパス回しでUSAチームディフェンスを翻弄したしたときにどう対処してくるかが決勝トーナメントでUSAチームが生き残れるかの1つの見所だろう。

日本ではやっぱりさっぱりなバスケットボール世界選手権。 地元日本の実力がどうしてもまだまだ世界に届かないというのが一番の理由だろうけど、メディアとしてはもうちょっとがんばって欲しいところ。 決勝(9/3(日))は録画がTBSで放送されるようなので、日本の人もぜひその試合はチェックだ。