サイン証明 (Notary)

日本では大事な書類にハンコを押すときは、一緒に印鑑証明を求められ、押したハンコが本当に本人のモノなのか証明をする。 アメリカはご存知のようにハンコの代わりにサインをするサイン社会。 大事な書類のサインはどうするのか。

アメリカは住民登録のような戸籍管理のしくみがないので、役所にサインを届けでるしくみもないしサイン証明なんてモノも発行してくれない。

第一サインなんてその日の調子によって微妙に変わってくるし(オレだけ?) 、その気になればパッと見て似てるものぐらい作れてしまう。

そこで登場するのが、Notary Public (ノータリー パブリック)という人。 日本語では公証人というように訳されるようだが、Notary Publicはその名のとおり州からライセンスを受けた公(おおやけ)の証人になってくれるという人たちだ。

アメリカでは重要な書類 (must be notarized などと書いてある書類) にサインするときは、Notary Public のところへ行き、Notary Public の目の前でサインして、その人が証人として、私が本人だと確認しましたということで書類にサイン&スタンプを押してサインの証明とする。

サインする前には本人確認ということで免許証などの身分証明書の提示、別紙にサイン&拇印をするなどちゃんとチェックする仕組みが用意されている。

他にも、コピー証明というのも行なっている。 例えばパスポートのコピーを提出するような場合、スキャナでスキャンしてフォトショップで加工してからプリントするようなことも考えられるので、そういうのを防ぐための証明というわけだ。

この場合も、パスポートを Notary Public のところへもっていき、Notary Public がコピーをとって、これはオリジナルからコピーしたものですと証明してもらう。 (この場合はそのコピーに Notary Public がサインするわけにはいかないので、エンボススタンプを押された)

とまぁ、アメリカに住んでいるとたまーに必要になる Notary Public 。 通常は、会社の法務部や、銀行、郵便局にいるらしい。 けど、昔自分の使っていた銀行の支店で聞いたときはいないと言われたのでいないところもあるようだ。

で、そのときに紹介されたのが UPS Store (旧 Mailbox ETC.) 。ここは 小包などを送ったりするお店なのだが、このお店には結構な確率で Notary Public がいる。

下の写真のように店の前に Notary Service と書いてあるのでそれを探してみてもいいだろう。 Notary Public による証明にかかる費用は1件につき $10 ぐらい。 コピーをいっぱい証明してもらうと1枚につき$10とられるので結構ツラい…。

Notary.jpg


5 thoughts on “サイン証明 (Notary)”

  1. 私は、サンフランシスコで出張Notary Publicをしています。本職は、不動産エージェントですが、不動産関係の書類でNotary が必要なことが多いので、自分でもできるようにNotary のライセンスを取りました。ライセンスを取る前に自分がNotaryで困ったのは、「Notary Service」と書いてる店などに行ってもその日は、Notaryが休んでいたり、いない時間帯だったりと結構無駄足が多く腹が立つことがありました。きっとそういう経験をしている人が多いのか、私の所には毎日Notary を必要とする人が電話してきます。Notaryが必要な時は、予約をしてから行くか、最初から出張サービスを頼んだ方が時間を無駄にすることは少ないと思います。

  2. 私もたしか初めて行ったときはお昼休みで少し待った記憶があります。
    電話で予約したり、今日 Notary Service をしているか確認するのがベストですね。 出張サービスのことははじめて知りました。 多忙なときや、急に必要になったときとかいいかもしれないですね。

  3. ウェブサイト参考にさせていただきました。

    こちらに来て5年、初めてnotary serviceの存在を知りました。。

    早速UPSストアに電話し、今日はいるとのことだったので
    行って来ます。

  4. 私は大学の図書館に行ったら、司書の方がnotary serviceのライセンスを持ってたので、その場でお願いしました。そこの学生だからかもしれませんが無料でした。

  5. おお!これは助かりました。
    娘のパスポートリニューアルをするのに、今は両親そろって窓口に行かなければ行けないんですよね。でも、家の場合DVが絡んじゃったりなんかしているので、どうしてもそれはさけたく、片親の委託書(?)のシステムを利用できないかと書類を用意していたところです。そうしたらそこに、この、Notaryの署名が必要などと書いてあり、いったいそりゃ何じゃの世界で、弁護士でも頼まなければいけないのかとますます頭が混乱していたところです。でも、グーグルでググって見たら、なんだかUPSなんて出てくるんですよね、その関連性がわからなくて困っていたところでした。
    こんな簡単なこととは思いもしませんでした。早速、近所のUPSをあたってみます。
    ありがとうございました!

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