Mac OS X Lion の Preview で PDF に手書きサインを入力する

このサイトでも度々取り上げているが、地味に多機能な Preview アプリ。これまたびっくりな機能を発見した。

アメリカで生活しているとPDFのフォームを扱うことが多い。Mac の Preview アプリを使うとAdobe の Acrobat アプリのようにキーボードで入力し、保存ができて便利なのだが、ただ1つサインはできない…..と思っていた。

以前書いたエントリのように、Annotation の機能を使えば何かできるんじゃないかと探し始めたのだが、線はひけるけどフリーハンドなテキストは入力できない。

他に手はないかとググってみたら、なんとこのボタンを使うと入力できることがわかった。

Signature Button

このボタンをクリックして、Create Signature with Build-in iSight というメニューを選ぶと…

キャプチャ中

こんな画面が出てきて iSight に自分の書いた文字を認識させることができる。

認識されたサインはメニューに登録されるので、それを選び…

登録されたサイン

編集中の PDF のサインを挿入したい場所でマウスをクリックするとサインを入力できる。

入力さえたサイン

位置の調整、および拡大縮小はあとでもできるので挿入時はあまり気にしなくてもいいと思う。

いやー、まさか iSight を使ってサインを入力できるとは思わなかった。

参考リンク:
Sign PDF Files with a Digital Signature in Mac OS X Lion Preview


iTunes で 30 秒 早送り(巻き戻し)を実現する

Mac 上でのメディアプレーヤーとしては一番使われてると思われる iTunes 。うちでも音楽の管理に加え、ムービー や Podcast の再生にも大活躍している。

といいつつも、iTunes で再生できないムービーには Movist を使ったりするんだけど、Movist は左右のカーソルキー(矢印キー)を押すと 10秒 だけ早送り、巻き戻しができてこれがすごく便利。

iTunes を使ってるときでもついつい同じショートカットを押してがっかりしていたが、調べてみたら同じ機能を実現できるいい方法があった。

そうそう。iTunes そのものでも

Command + Option + ← もしくは →

で5秒分だけ早送り、巻き戻しという方法はあります。 ただ、3つキーを押すのがメンドイのと 5秒という時間がちょっと微妙。

そんな人には以下の方法がおすすめ。ただ、ちょっと準備がいります。

Read the rest of this entry »


MacBook Late 2008 のハードディスク換装

もともと160GBのハードディスクだったオレの MacBook 。写真を Raw でバンバン撮ったり、HDのビデオを iMovie でガンガン編集するとまさに、”あっ”という間にディスクがなくなってしまう。

iTunes の音楽を外付けにしたり、写真はバックアップサーバに移す(バックアップになってないんだけど…) などの技で逃げてたけど、今年の Black Friday で2.5インチの 500GB のハードディスクが安くなったので買ってみた。

まずは、買ったハードディスクを外付けのケースに入れて MacBook に接続。Disk Utility でフォーマット/パーティション切りをしたら、Carbon Clone Copier というフリーソフトでOSとデータをそれぞれのパーティションにコピー。 (Disk Utility の Restore 機能でもできるっぽい)

その後、ディスクを入れかえる。手順としては DIY でお馴染、Other World Computing の ビデオに従ってやれば不器用なオレでも簡単簡単。

ビデオでも紹介されているが、必要な工具は

  1. #00 の精密プラスドライバー
  2. T6 のトルクスドライバー

の2つ。 これらを準備した上で作業を始めよう。

無事換装が終わったら、電源を入れればブートされるはず。 ただし、以前紹介した ホームディレクトリの移動の手順で方法2 (ディスク構成の変更) でホームディレクトリを移動させていた場合、ハードディスクを入れ替えたことで UUID が変わるため、再度同じ設定をしないとこれまでのホームディレクトリを読み込んでくれないので注意しよう。

最後に、ハードディスクの換装をすると Apple の保証を受けられなくなるので自己責任でお願いします。


バッテリーの健康状態を確認する方法

オレが使っている MacBook ももうすぐ2年。 これぐらいになるとバッテリーのへたり具合とか気になるところだけど、Lifehacker (英語版) にバッテリーの状態を確認する方法が紹介されていた。

手順としては簡単で、システムプロファイラ (System Profiler) を起動して Power という項目を選ぶだけ。 すると下の写真のように Battery Health (バッテリーの健康状態)を確認できる。

バッテリーの状態

現時点で 119回 の充電サイクルを繰り返していて、状態としては Normal (正常) らしい。

ただ、その上の Full Charge Capacity (満充電容量) の数字が 3907mAh 。もともと MacBook に付いてきた A1280 という型番のバッテリーは容量が 4800mAh ということなので、現在は 81% 分の容量しか使えなくなっているようだ。

以前にも紹介したApple のバッテリー情報のページによると、

“充電サイクルが300回までは、80%のバッテリー容量を保持できるよう設計されています。”

とあるので、充電サイクル 119回 で 81% はあまり良い状態じゃない気がする….。


Mac の画面をロックする

Tekzilla Daily Tip から。

少し席を外すようなとき、Windows なら Win + L というキーで画面をロックすることができるが、Mac にはそもそもそんな機能はないと思ってた。 ところが、

Shift +Control + Eject
(Shift + Control + Eject キー)

というコンビネーションで画面をオフにでき、結果的にロックがかかったような状態にすることができる。

初期設定では、マウスを動かしたりやキーを入力することですぐ復帰できるようになっている。 パスワードを入力させるためには System Preferences の Security の中にある  Require password … という設定項目をチェックしておく。この設定はロック(画面を消した時)以外にもスリープなどから復帰したときにも有効になるので注意して欲しい。

TekZilla の元ビデオはコチラ。 このビデオ Podcast は英語だけど、今回のような結構濃い情報も教えてくれるのでオススメです。


Finder で検索するフォルダを指定する

Finder のウインドウについてる検索ボックス。

ファイルを探すときに便利なんだけど… そのままだとコンピュータ全体から検索をするので、目的のファイルを見つけるまで時間がかかり使えねーと思っていた。

いちおう検索を現在表示しているフォルダに限定するというオプションもあるんだけど、これをデフォルトにして欲しいよと思っていた。

そしたら Finder の Preferences… 画面の中に設定項目を見つけた!

Preferences のそのまた Advanced タブの中の最後の項目。 Search This Mac がデフォルトになっているのを Search the Current Folder にすれば検索する直前に開いていたファイル以下の内容が検索対象になる。

これで便利….かと思いきや Contents (ファイルの内容)で検索をするので相当具体的な内容を指定しないといろんなファイルが見つかってしまいあんまりうれしくない。これが Spotlight の強みであり弱みなのかなぁ…。


複数の PDF を結合する

Mac OS X は OS そのものが PDF を処理する機能を持っている。そのため、Adobe Reader をインストールしなくても Preview アプリケーションで PDF ファイルを見たり、簡単な編集をすることができる。

そんな Preview の最近重宝した機能が、複数の PDF を結合する機能。

やり方は簡単で、ひとつ目のPDFファイルを Preview アプリケーションで開き、サイドバー(Sidebar) を開いたあとそのアイコンの上に結合したいファイルをドラッグ&ドロップするだけ。

ドラッグ & ドロップ

うまくいくと下のような感じになる。

気をつけないといけないのはドロップする場所がアイコンの上じゃないと、複数のドキュメントを混在させたようなものになってしまうので注意。

ドロップしたドキュメントはドラッグ&ドロップで順番を変更できる。

この状態でファイルを保存すれば結合したPDFができあがる。


iSight がOSから認識されなくなった

いつからだったかわからないが、いきなりMacBook に搭載されている iSight が認識されなくなった。

Skype でビデオチャットしようとして気づいたのだが、iChat でも使えない。

調べてみると iSight は System Profiler アプリでは USB のところにリストされるはずなのだが(下の写真)、そこにリストされていない。 ということは OS レベルで iSight のハードウェアを認識していないようだ。

System Profiler での iSight の表示

OSのどこか壊したか、ハードウェアが本当に壊れてしまったのか心配したのだが、アップルのサポートページにこんな記述を発見した。

SMC または PMU をリセットする

コンピュータの SMC または PMU をリセットしてから、もう一度システムプロファイラを開いて確認します(iMac G5 (iSight) または Intel ベース iMac の SMC のリセット手順、MacBook および MacBook Pro の PMU のリセット手順については、該当するリンクをクリックして関連記事を参照してください)。

引用元: iSight: トラブルシューティングの方法.

PMU というのは Power Management Unit という電源まわりを管理する回路をいうらしい。 SMC はそれを進化させたようなモノで、電源まわりに加えハードウェアのローレベルな機能を提供するものらしい。

これをリセットすると iSight が認識されることがあるらしいのでやってみた。 手順はコチラ。

  1. コンピュータを終了します。
  2. コンピュータに MagSafe 電源アダプタが接続されている場合は抜きます。
  3. バッテリーを取り外します。
  4. 電源ボタンを 5 秒間押し続けます。
  5. 電源ボタンを放します。
  6. バッテリーと MagSafe 電源アダプタをもう一度取り付けます。
  7. 電源ボタンを押してコンピュータを起動します。

引用元: Intel-based Macs:SMC (System Management Controller) のリセット.

つまり、電源とバッテリーを外した状態で電源ボタンを5秒以上押せということらしい。 電源の供給がいっさいないので、電源ボタンを押しつづけても何も起こらないが、この手順を踏んだら iSight が再び認識された!

いろいろ原因を考えてみたら、ひとつ前に書いた 64bit 化したときか、32bit に戻したときにうまく認識されなくなった可能性が高い。もし、同じような手順で 64bit 化を試してみた人は、いちど SMC のリセットを試すといいと思う。


MacBook (Late 2008) で完全 64bit モードを利用する方法

ウチの MacBook も遅ればせながら Mac OS X 10.6 (Snow Leopard) にアップグレードした。 アップグレードそのものは拍子抜けするぐらい簡単だったし、使い勝手も大きく変わらずも要所要所に磨きがかかった感じで悪くない。

さて、Snow Leopard のひとつのウリが OSの 64 bit 化。 今のところ大きな差はないが、いずれは64bitに向かうことを考えると先どりしたい気もしなくはない。

ところがオレの持っている MacBook (Late 2008) は OS 64 bit化から取りのこされているらしい。32bit/64bit を切りかえるアプリケーションを起動するとこんな画面が表示された。

32bit / 62 bit を選択するアプリケーション

32bit / 62 bit を選択するアプリケーション

CPU も EFI も 64 bit 対応だが、カーネルおよびカーネルのブートモードは32bit になっている。 そして、Supported のマークが 64 bit 化が可能だが、Appleにより制限されているというアイコンになっている。

はっきりとはわからないが、MacBook Pro モデルとの差別化なんだとか。でも、システム的には可能なので、ちょっとしたウラワザを使えば MacBook も 64 bit 化できるらしい。ウラワザなので将来うまくいかなくなるかもしれないし、失敗したらシステムが起動しなくなる可能性もあるので自己責任でよろしく。

MacBook (Late 2008) の 64 bit 化

1. /System/Library/CoreServices/boot.efi のコピーを作成

cp /System/Library/CoreServices/boot.efi ~/boot64.efi

2. boot64.efi を HexEditor で編集する。HexEditor にはいろいろあるが、オレは 0xED というソフトを利用した。編集する箇所は1バイト。アドレス 0x266e8 の 00 を 04 に変える。

アドレス 0x0266e8 の 00 を 04 に変更する

アドレス 0x0266e8 の 00 を 04 に変更する

まず、Go To Offset のところに 0266e8 を入力しEnter を押す(上のスクリーンショットの 1)。これでカーソルが目的のアドレスに移動しているのでここで04と入力する(上のスクリーンショットの2)。 ただし、矢印のところが Overwrite になっていないとうまくいかない。 Overwrite でなく Insert になっている場合は、Insert の文字をダブルクリックして Overwrite にしておくこと。

3. 変更した boot64.efi をシステムに認識させる。

sudo cp boot64.efi /System/Library/CoreServices/
cd /System/Library/CoreServices/
sudo chown root:wheel boot64.efi
sudo chflags uchg boot64.efi
sudo bless --folder /System/Library/CoreServices \
         --file /System/Library/CoreServices/boot64.efi
 

もうおまじないみたいなものとして入力してください。 もともとのboot.efiも残っているので、戻したい場合は

sudo bless --folder /System/Library/CoreServices \
          --file /System/Library/CoreServices/boot.efi
 

とすればオッケー。

4. 32- or 64-bit Kernel Startup Mode Selector で Start in 64bit mode (64 bit モードで起動)を指定しMacを再起動する。

64bit モードにする

64bit モードにする

再起動にちょっと時間がかかるがこれで64bit モードになった。

完全 64bit になった

完全 64bit になった

と喜んだのも束の間、会社で使わされている Cisco の VPN ソフトが64 bit モードで使えないことが判明。 kext が 32bit なのね…。 というわけで泣く泣く 32 bitモードに戻しましたとさ。


Mac を休止状態 (ハイバネーション – Hibernation) にする

Mac は アップルメニューから Sleep を選んだり、MacBook の蓋を閉じるとスリープモードに入る。 この状態で蓋を開けるとすばやく復帰するが、その代償として RAM の内容を保つためバッテリーを少しずつ消費している。

Windows のスタンバイがこれに近い感じで動くが、Windows にはもう1つ 休止状態 (Hibernate モード) というのがある。

休止状態はRAMの情報をディスクに書くため、休止状態に入ったりや復帰するまでに時間がかかるがバッテリーはいっさい消費されないのでバッテリーを節約したいときに有効だ。

調べてみたら以下のコマンドで、Mac でも簡単に休止状態にできた。

sudo pmset -a hibernatemode 1 もしくは 5

pmset (電源設定用のコマンド) の hibernatemode という設定を1 もしくは 5 にすれば変えてやれば Sleep メニューや蓋を閉じたときの動作が休止状態に変わる。

1 と 5 の違いは Security コントロールパネルで Virtual Memory を Secure にしているかどうか。 Secure にしてない場合は 1、している場合は 5 にセットする。

Security コントロールパネルの設定

Security コントロールパネルの設定

Mac OS X の標準の設定は 3 (Secure Virtual Memory の場合は 7) で、このモード実はRAM を保持しつつ、ディスクにもRAMの情報を残すというスタンバイと休止状態のハイブリッドモードになっている。 バッテリーが残っていれば RAM から、なくなれば休止状態と同じようにディスクから読みこむため復帰が早く、かつ安全というわけ。

また、このスリープのモードを設定してくれるツールがあるのでそれを使ってもいいかもしれない。

  • DeepSleep – Dashboard ウィジェットからコントール、クリックでスリープモードや休止状態に入る機能もある
  • SmartSleep – 環境設定にスリープモードの選択を追加

←Older