Category: 04 NBA Basketball

Warriors 21勝目

Warriors get 21st victory
To most, 21 victories doesn’t sound like a lot. But it took all 82 games last season for Golden State to win that many. In fact, the Warriors haven’t won more than 21 games in six years.
(ほとんどの人には 21勝なんて大した数字じゃないだろう。けど、この勝利数にたどりつくまで昨シーズンは 82試合かかった。 もっと言うと、Warriors はこの6年間 21勝以上していない。)

昨日の試合に勝利したことでWarriros は21勝。シーズン半ばにして昨年の勝利数に並んだ。いやー強くなったものだ。

昨日はニュースのスポーツコーナーでみんなおどろいていた。就任1年目のカントクにしてもおどろきだったようで、こんな発言も…

Musselman defends his strategy
Musselman said athletic trainer Tom Abdenour approached him about a month ago and asked Musselman whether he believed the team could get to 20 wins before the All-Star break. Said Musselman: “My response was ‘(heck) no.'”
(Musselman(カントク)曰く、1ヶ月前にアスレチックトレーナーの Tom Abdenour が来て”All-star 前に 20勝できると思う?” って聞かれたんで、”とんでもない”って答えたんだ)

確かに、1ヶ月前には前年のチャンピオンたちから勝てるなんて思いもよらなかっただろうなぁ。選手たちはそれぐらいがんばってるってことなのね。今週は明日の試合のあと NBA オールスターの関係で5日間のお休みだそうです。後半戦もがんばれ。


GSウォリアーズが面白い

All About Japan に面白い記事を発見!

GSウォリアーズが面白い
(2002.12.31)
注目度こそ低いものの、NBAゴールデンステート・ウォリアーズの試合は実に面白い。ウォリアーズのユニークな選手たちに注目してみよう。

この前紹介した Earl Boykins (アール ボイキンス)も一応載っている。けど、扱いが小さいなぁ。ブロックなんかどうでもいいのに。彼のすごさは体の小ささを生かしたスティールと冷静な試合の組み立てにあるのに。日本で Warriors の試合を中継するんだっけ?

でもって、最後のまとめ方に不満。

昨年まではインサイドばかりの単調な攻めで敵にもバレバレだったが、今年はだめなりにもアウトサイドを使う戦略をうまく組みあわせたおかげで相手が守りにくくなってきてることは試合を見ているとよくわかる。リバウンドに強いという点をさしひいても現時点で得点力は NBA 全体で 3位 (1試合平均 99.3得点 – 2/2/03 時点) (参考リンク) という数字がそれを物語っているだろう。
しかし、相手にとられた得点はそれよりも多い 1試合平均 100.1 点 (NBA 全体で下から 3位)。現時点で 1位の各チームの成績は

Division Team 平均得点 対戦相手にとられた得点(平均)
Atlantic New Jersey Nets 97 89.7
Central Indiana Pacers 98.5 94
Midwest Dallas Mavericks 102.7 92.6
Pacific Sacrament Kings 101 93.8
参考 Golden State Warriors 99.3 100.1

と、上位のチームはどこも相手に点を多くとられていない。

試合を見ていても、明らかにディフェンスのカバーリングが遅く相手をフリーにしてしまうことが多いし、監督は試合中いつも”手を上げてディフェンスをしっかりやれ!” ってなジェスチャーを選手たちに向けてしている。

安定したアウトサイドシューターがいないのは事実だけど、それよりディフェンスがWarriorsのさらなる上昇を握る鍵なのだとオレは思うぞ。


Warriors 歴史を作る

昨年の NBA Final、Eastern Conference からは New Jersey Nets が、 Western Conference からは Los Angels Lakers が出場し、 Los Angels Lakers が 4連勝という圧倒的な強さで優勝を勝ちとった。

今週。Warriors はこの2チームと戦い。

なんと2試合とも勝ってしまった。

これは1973年以来という久々の記録らしい。
(試合の日程上、特定の2チームと連続で試合できることが滅多にないんだけど…)

そして、オレは2試合目、New Jersey Nets 戦で記録が作られる瞬間を目撃できた!
とくにいいたいことがあるわけじゃないけど、うれしいというだけで Photo Report だ! いつものごとく写真をクリックすると大きい写真が表示されます。

バスケットボールの攻撃はまず、PG (ポイントガード)と呼ばれる選手がボールをゴール近くまで運び、その間に他の選手たちは決められた戦略に従って動くことで、相手ディフェンスに隙を作ります。(白いユニフォームの Warriorsが攻撃中。グレーのユニフォーム Nets がディフェンス中。)

相手ディフェンスは隙ができたらカバーに入って、オフェンスはまた隙を作るために動いて… と攻撃の持ち時間24秒の間にこの駆け引きが続きます。 写真は完璧な隙ができたわけじゃないけど、時間もそろそろ足りないのでちょっと強引にシュートにいくの図。

NBA は12分間を 1Q (クオーター) とし、全部で4Q まであります。写真は次のQが始まる前にコート脇で話しをする Antowan Jamison (アントワン ジェイミソン、写真左側) と Earl Boykins (アール ボイキンス,例の 165cm の選手。2m 6cm の Jamison と比べると小さいでしょ。)

NBA の試合はホーム&アウェイで行われるため、ホームゲームでは観客が相手チームのプレイを邪魔することも許されます。しかもこの日は TNT というテレビ局が試合を全米に生中継していたので会場主催者も奮発して、邪魔する風船のようなものを配る配る。みんな相手のフリースローの時にバタバタ振り、バンバン音をたて、ブーイングも混ざりながら邪魔します。

そして、ホームチームのフリースローときは集中できるように静かにして見守るわけです。写真は、またもこの試合大活躍の Boykins のフリースロー。彼のおかげで 105-97 で勝利となりました。

そして、今日 Los Angels Lakers と New Jersey Nets が対戦し、 New Jersey Nets が勝ったため、 Warriors は Lakers と並んで 4位浮上となりました。チームとしては約10年ぶりの好成績だそうだ。明日もがんばれ、Warriors。


Warrior が ESPN のトップに!

アメリカのケーブルチャンネルの一つに ESPN というものがある。ここは一日中スポーツ番組ばっかり放送している。

MLB(Major League Baseball), NFL (National Football League), NBA (National Basketball Association), NHL (National Hockey League) といったメジャースポーツに加え、ビリヤード、ボディビル、名前も知らないようなおもり運んだりするスポーツ等 日本ではめったにおめにかかることのないスポーツまで放送している。(おかげでこちらでは人気のないサッカーのワールドカップを中継してくれて日本チームの試合も生で見られたのだが….)

というわけで、アメリカでスポーツニュースといったら ESPN が一番なわけで弱小 Warriors のメンバー (Warriors の一人なので Warrior という) なんか滅多に記事にされることがなかったのだった。

が!

載ったよ。しかもNBAコーナーのトップに。

思わず撮った記念のスクリーンショットが上の写真(クリックで拡大)
写っているのは11月の末に Warriors と契約をした選手 Earl Boykins だ。
( 出だしの和訳: “Warriors の 4th クウォーターはかつては負け試合の無駄な時間だった….” そこまで言うかー)

写真で見るとわからないかもしれないがこの選手。身長が 165cm しかない。

平均身長が 2m ぐらいの選手たちの中でオドロキの小ささだ。自分より30cmも小さい人がブロックをかいくぐってシュートを決めてくるところを想像できるか?

しかし、彼はやってくれた。控えの切り札としてチームのピンチに登場しあるときは大逆転のシュートをきめ、あるときは追いつかれそうになった試合を体を張って止めることもあった(オフェンスファールをとったんだけど)。

そんな活躍を見て ESPN が取り上げてくれたのだ。
記事のリンクは こちら

残念ながら今日は負けてしまったけど最近10試合は勝率 5割のWarriors。 見ていても楽しい試合が多くなってきたぞ。

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この大男は…

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今日発表された新型 Powerbook の CM ムービーに出ている大男。

Yao Ming (ヤオ ミン) という人で、 今年の NBA バスケットボールのドラフト1位の期待の新人 (中国人)。Houston Rockets というチームで大活躍中です。 この前 Warriors に負けたけどー。

小さい方はVerne Troyer….というよりミニミーのほうが通じるやね。

ま、別に登場人物のことを知らなくても面白いムービーなので是非見てみて。


Warriors 3連勝

われらが弱小 Warriors 。年末に3連勝! Pacific Division最下位脱出! そのうち2試合を会場で観戦!!

というわけで、今日は NBA のリーグ割りについて紹介。

NBA は全部で 29 チーム。

これをまず、東と西に分けそれぞれ Eastern Conference(イースタンカンファレンス – 東地区)とWestern Conference (ウェスタンカンファレンス – 西地区)と呼ぶ。

それでもチーム数が多いので、カンファレンス内でさらに2つのエリア(Division)に分ける。

Eastern Conference
   Atlantic division
   Central division
Western Conference
   Midwest division
   Pacific division

で、Warriors は Western Conference の Pacific division にいるというわけ。

こんなリンクもあったので紹介。 NBA の公式日本語サイトにある Warriors の紹介ページ。
NBA Japan (Warriors)

プレイオフを逃す可能性:
限りなく高い

には笑った。

そうそう。シーズンが終了するとプレイオフというものが始まります。メジャーリーグ(野球)でもおなじしくみがあるんだけど、簡単に言っちゃえば各カンファレンスの上位のチームで最後の決着をつけようやというもの。カンファレンス内のチーム(だいたい15チーム)のうち上位8チームしか参加できない。

これで各カンファレンスの1位を決めて、その1位どうしで NBA Final (NBA ファイナル) という NBA のチャンピオンを決める決定戦をしてその年の全スケジュールが終了します。また、プレイオフが始まったころに詳しく書きます。

チーム紹介の話に戻って、他のチームの紹介は こちら からどうぞ。
それぞれのチームがどの Conference/Division に所属してるかもわかります。といいたいところだけど、ここに書いてある分け方は間違ってるじゃないの! オフィシャルサイトなのに。もう。

正しくはこちら(英語)

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Golden State Warriors

こちらに来てはまったものの一つはNBA (National Basetball Association) バスケ観戦。スピード感、迫力、観客の盛り上がり。自分の性格にとても合っている気がする。

Golden State Warriors

がこのエリア(Oakland)にある NBA Basketball のチーム。日本でこのチームを知ってる人は1000人に1人もいないだろう。

残念ながらとっても弱い。弱いから人気もない。最後にNBAで優勝したのが1974年らしいので、かれこれ30年近く優勝から遠ざかっている。昨年もChicago Bulls と並んで NBA 最下位。え、Chicago Bulls が最下位? と思う人もいるかもしれないが、Bulls は Michael Jordan が抜けた 1997年以降どんどん弱くなり、いまや Warriors と並んで最下位常連チームの一つとなっている。

それにしても、このチームはチーム名で損してないか? 普通は Chicago Bulls (シカゴ ブルズ) や、L.A. Lakers (ロスアンゼルス レイカーズ) というように 都市名+愛称 みたいな構成なのに、”Golden State” ってどこさ。って感じ。

この辺りに住んでる人の中でもまさか “Golden State” の Warriors がうちの近くのチームだと知らない人は結構いるんじゃないだろうか。 ちなみに “Golden State” とは西部開拓時代のゴールドラッシュにちなんで名付けられた、California 州の別称らしい。

けど、愛すべき地元のチームです。これからもちょくちょくこのサイトに登場すると思うのでよろしく。

NBA は 11月から4月がシーズン。プレイオフが6月までかけて行われます。冬の時期にサンフランシスコ、シリコンバレーへ来たときには是非どうぞ。Warriorsの試合はほとんどが当日券で観られます。

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